ボクシング

マニー・パッキャオはアジアで最も稼いだボクサー?戦績やその強さは?

現在、日本人で最も成功しているボクサーといえば、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥選手が挙げられます。

 

アジア人で最も成功を収めているボクサーをご存じでしょうか。WBA世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオ選手です。現在は休養王者となっていますが、42歳で現役の世界王者となっています。

 

今回は現役でありながらすでにレジェンドと呼ばれているマニー・パッキャオ選手について深堀していきます。

マニー・パッキャオのwiki的プロフィール!

Max Boxing - News - Manny Pacquiao to return to the ring in either April or July

引用:max boxing.com

マニー・パッキャオのWiki的プロフィール!

名前:マニー・パッキャオ

出身地:フィリピン ブキドノン州キバウェ

誕生日:1978年12月17日

身長:166cm

血液型:不明

所属:MPプロモーション

趣味やその人の特徴等:史上2目の6階級制覇王者

パッキャオ選手はフィリピンのブキドノン州キバウェで生まれその後はジェネラルサントスという都市で育ちました。6人の兄弟がおり、パッキャオ選手はその中の4男です。兄弟のひとであるアルベルト・パッキャオ氏も元プロボクサーでした。

 

パッキャオ選手は8歳から草ボクシングのようなものに触れており、少額を稼いでいました。日本のキッズボクシングのようなものとは全くの別物で、整備されていない環境で小学生の頃から戦っていたことになります。

 

パッキャオ選手は小学校は卒業しましたが、中学校は貧困のため中退を余儀なくされました。そして14歳の時にマニラへ出稼ぎに行き、本格的にボクシングを始めました。ブルース・リーやモハメド・アリの影響を受け、もともと格闘技には興味を持っていたようです。

 

驚くべきことにマニラへ出てしばらくは路上で寝泊まりしながらトレーニングを積んでいました。その後フィリピンのナショナルアマチュアボクシングチーム入りを果たし、政府から住居と食事の保証を受けられるようになりました。

 

日本では考えられない過酷な環境で過ごしてきたことが分かります。厳しい状況でのハングリー精神がパッキャオ選手を強くしてきたのでしょう。

 

パッキャオ選手は16歳でプロデビューしているためアマチュアでは目立った成績は残していません。アマチュア戦績は64戦60勝4敗です。

マニー・パッキャオの戦績や強さは?

こちらがマニー・パッキャオ選手の戦績です!
プロ戦績:71戦62勝(39KO)7敗2分

 

日付 勝敗 内容 対戦相手 備考
1 1995年
1月22日
勝利 判定
3-0
エドムンド・イグナシオ プロデビュー戦
2 1995年
3月18日
勝利 判定
3-0
ピノイ・モンテホ
3 1995年
5月1日
勝利 判定
3-0
ロッキー・パルマ
4 1995年
7月1日
勝利 TKO デール・ダシアート
5 1995年
8月3日
勝利 判定
3-0
フラッシュ・シンバジョン
6 1995年
9月16日
勝利 KO アルマン・ロルシ
7 1995年
10月7日
勝利 判定
3-0
ロリト・ラロア
8 1995年
10月21日
勝利 TKO レナト・メンドネス
9 1995年
11月11日
勝利 TKO ロドルフォ・フェルナンデス
10 1995年
12月9日
勝利 判定
3-0
ローランド・ツユゴン
11 1996年
1月13日
勝利 負傷判定 リト・トレホス
12 1996年
2月9日
敗北 KO ルスティコ・トーレカンポ
13 1996年
4月27日
勝利 判定
3-0
マーロン・カリーリョ
14 1996年
5月20日
勝利 TKO ジョン・メディナ
15 1996年
6月15日
勝利 TKO バート・バティラー
16 1996年
7月27日
勝利 TKO イッポ・ガラ
17 1996年
12月28日
勝利 TKO イ・サンユル
18 1997年
3月8日
勝利 KO マイケル・ルナ
19 1997年
4月24日
勝利 KO 李旭基
20 1997年
5月30日
勝利 TKO アリエル・オーストリア
21 1997年
6月26日
勝利 KO チョクチャイ・チョクビワット OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
22 1997年
9月13日
勝利 判定
3-0
メルビン・マグラモ
23 1997年
12月6日
勝利 KO タノンディ・シンワンチャー OPBF防衛1
24 1998年
5月18日
勝利 TKO 寺尾新
25 1998年
12月4日
勝利 TKO チャチャイ・ダッチボーイジム WBC世界フライ級タイトルマッチ
26 1999年
2月20日
勝利 TKO トッド・マケリン
27 1999年
4月24日
勝利 KO ガブリエル・ミラ WBC防衛1
28 1999年
9月17日
敗北 KO メッグン・3Kバッテリー 体重超過により王座剥奪
29 1999年
12月18日
勝利 TKO レイナンテ・ハミリ WBCインターナショナルスーパーバンタム級王座決定戦
30 2000年
3月4日
勝利 KO アーネリル・バロテリオ WBCインターナショナル防衛1
31 2000年
6月28日
勝利 TKO 蔡昇坤 WBCインターナショナル防衛2
32 2000年
10月14日
勝利 TKO ナデル・フセイン WBCインターナショナル防衛3
33 2001年
2月24日
勝利 TKO 千里馬哲虎 WBCインターナショナル防衛4
34 2001年
4月28日
勝利 KO ウェタヤ・サクムアンクラン WBCインターナショナル防衛5
35 2001年
6月23日
勝利 TKO レーロホノロ・レドワバ IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ/2階級制覇
36 2001年
11月10日
引分 負傷判定 アガピト・サンチェス IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦/IBF防衛1
37 2002年
6月8日
勝利 TKO ホルヘ・エリセール・フリオ IBF防衛2
38 2002年
10月26日
勝利 TKO ファーブラコム・ラキットジム IBF防衛3
39 2003年
3月15日
勝利 TKO エリクザーン・イェシュマンベトフ
40 2003年
7月26日
勝利 KO エマヌエル・ルセロ IBF防衛4
41 2003年
11月15日
勝利 TKO マルコ・アントニオ・バレラ リングマガジン認定・世界フェザー級タイトルマッチ
42 2004年
5月8日
引分 判定
1-1
ファン・マヌエル・マルケス WBA・IBF世界フェザー級タイトルマッチ
43 2004年
12月11日
勝利 TKO ファーサン・3Kバッテリー IBF世界フェザー級挑戦者決定戦
44 2005年
3月19日
敗北 判定
0-3
エリック・モラレス WBCインターナショナル・IBA世界スーパーフェザー級王座決定戦
45 2005年
9月10日
勝利 TKO ヘクトール・ベラスケス WBCインターナショナルスーパーフェザー級王座決定戦
46 2006年
1月21日
勝利 TKO エリック・モラレス WBCインターナショナル防衛1
47 2006年
7月2日
勝利 判定
3-0
オスカー・ラリオス WBCインターナショナル防衛2
48 2006年
11月18日
勝利 TKO エリック・モラレス WBCインターナショナル防衛3
49 2007年
4月14日
勝利 KO ホルヘ・ソリス WBCインターナショナル防衛4
50 2007年
10月6日
勝利 判定
3-0
マルコ・アントニオ・バレラ WBCインターナショナル防衛5
51 2008年
3月15日
勝利 判定
2-1
ファン・マヌエル・マルケス WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ/3階級制覇
52 2008年
6月29日
勝利 KO デビッド・ディアス WBC世界ライト級タイトルマッチ/4階級制覇
53 2008年
12月6日
勝利 TKO オスカー・デ・ラ・ホーヤ
54 2009年
5月2日
勝利 KO リッキー・ハットン IBO・リングマガジン認定・世界スーパーライト級タイトルマッチ
55 2009年
11月14日
勝利 TKO ミゲール・コット WBO世界ウェルター級タイトルマッチ/5階級制覇
56 2010年3月13日 勝利 判定
3-0
ジョシュア・クロッティ WBO防衛1
57 2010年
11月13日
勝利 判定
3-0
アントニオ・マルガリート WBC世界スーパーウェルター級王座決定戦/6階級制覇
58 2011年
5月8日
勝利 判定
3-0
シェーン・モズリー WBO防衛2
59 2011年
11月12日
勝利 判定
2-0
ファン・マヌエル・マルケス WBO防衛3
60 2012年
6月9日
敗北 判定
1-2
ティモシー・ブラッドリー WBO王座陥落
61 2012年
12月8日
敗北 KO ファン・マヌエル・マルケス
62 2013年
11月23日
勝利 判定
3-0
ブランドン・リオス WBOインターナショナルウェルター級王座決定戦
63 2014年
4月12日
勝利 判定
3-0
ティモシー・ブラッドリー WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
64 2014年
11月22日
勝利 判定
3-0
クリス・アルギエリ WBO防衛1
65 2015年
5月2日
敗北 判定
0-3
フロイド・メイウェザー・ジュニア WBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦
66 2016年
4月9日
勝利 判定
3-0
ティモシー・ブラッドリー WBOインターナショナルウェルター級王座決定戦
67 2016年
11月5日
勝利 判定
3-0
ジェシー・バルガス WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
68 2017年
7月2日
敗北 判定
0-3
ジェフ・ホーン WBO王座陥落
69 2018年
7月15日
勝利 TKO ルーカス・マティセー WBA世界ウェルター級タイトルマッチ
70 2019年
1月19日
勝利 判定
3-0
エイドリアン・ブローナー WBA防衛1
71 2019年
7月20日
勝利 判定
2-1
キース・サーマン WBA世界ウェルター級王座統一戦 WBA防衛2

引用:Wikipedia

パッキャオ選手はこれまでプロで71戦しています。ファン・マヌエル・マルケス選手、マルコ・アントニオ・バレラ選手、オスカー・デ・ラ・ホーヤ選手など数多の強豪と対戦してきています。そして、なんといっても世界6階級制覇という偉業を達成しています。

 

パッキャオ選手はライトフライ級でプロデビューしています。現在、主戦場にしているウェルター級まで10階級に渡って戦ってきたことになります。普通の選手では考えられないことです。

 

現在はウェルター級で試合をしていますが、ウェルター級ではやはりパッキャオ選手は小柄です。しかし、自分より大柄な選手に勝利してきています。

 

パッキャオ選手はハードパンチャーとして知られていますが、フットワークにも長けており、近距離で細かく動きながら強打を放つという、唯一無二のスタイルを持っています。パッキャオ選手にしかできないボクシングスタイルを確立しているところが最大の強みに思えます。

マニー・パッキャオVSフロイド・メイウェザー・ジュニアのファイトマネーは史上最高額?

マニー・パッキャオ選手は、ティモシー・ブラッドリー選手やファン・マヌエル・マルケス選手との試合など名勝負が多くあります。しかし、ボクシングファンの誰もが覚えているのはフロイド・メイウェザー・ジュニア選手との一戦でしょう。

 

当時、WBA,WBC世界ウェルター級王者だったメイウェザー選手と、WBO世界ウェルター級王者だったパッキャオ選手の王座統一戦は、「世紀の一戦」とされ世界中のボクシングファンが注目しました。

 

世界最高峰のアウトボクサーであるメイウェザー選手と、世界最高峰のインファイターであるパッキャオ選手という、お互い正反対のファイトスタイルだったことも盛り上がった要因のひとつに思えます。

 

試合は、メイウェザー選手が完全にアウトボクシングに徹するという盛り上がりに欠けるものとなりパッキャオ選手は判定負けしています。

 

この試合は「世紀の一戦」というだけあり、両者のファイトマネーは非常に高額なものとなっていました。メイウェザー選手はおよそ280億円、パッキャオ選手はおよそ184億円を稼いだとされています。たった1試合で464億円が動くメガファイトとなり、この試合のファイトマネーの合計はボクシング史上最高額とされています。

 

1試合でこれ以上の金額が動く試合が今後行われることは想像しにくく、当時の2人の人気の高さと注目度がよくわかります。そして今のところアジアでは1試合で184億円を稼ぐ選手は出てきそうにありません。

マニー・パッキャオの次戦や今後は?

マニー・パッキャオ選手の次戦は6月、または7月とされています。対戦相手の候補としては、現WBC、IBF世界ウェルター級王者のエロール・スペンス・ジュニア選手、元WBC同級王者のダニー・ガルシア選手、元WBC、IBF同級王者のショーン・ポーター選手という3人が挙げられています。

 

3人ともネームバリューがあり人気と実力を兼ね備えた選手ですが、最も注目されているのはスペンス選手との統一戦です。40歳を超えて選手としては黄昏時を迎えているパッキャオ選手が、ウェルター級最強との呼び声も高いスペンス選手とどういった試合をするのか、世界のボクシングファンは気になるところです。

 

誰と試合をすることになるにせよパッキャオは不利かもしれませんが、必ず試合を受けるでしょう。どんなに強い相手でも逃げずに立ち向かっていくところに、世界中のファンは魅了されてきました。

 

年齢的に選手としてはキャリアも終わりに近づいています。しかし、あと数試合は見れそうです。フィリピンが生んだ不世出のスーパースターの雄姿を最後まで見届けたいと思います。

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