ボクシング

世界3階級制覇王者!井上尚弥の圧倒的な戦績と試合結果まとめ

井上尚弥v.s.ドネア

世界三階級王者井上尚弥。日本ボクシング史上最高傑作。誰もが認める最強のボクサー。

今回は井上尚弥選手の圧倒的なプロボクシングの戦績から、アマチュア時代の戦績やライバルの存在まで、さらにはあのドネア戦やその超高額ファイトマネーまで徹底的に深堀りしていきます。

井上尚弥の驚異的なプロ戦績と試合結果

ファイティングポーズをとる井上尚弥

 

井上尚弥のWiki的プロフィール!

名前:井上尚弥(いのうえ なおや)

出身地:神奈川県座間市

誕生日:1993年4月10日

身長:165cm

リーチ:171cm

血液型:A型

所属:大橋ボクシングジム

通称:モンスター

井上尚弥選手は2012年に大橋ボクシングジムでプロのキャリアをスタートします。

井上尚弥選手の戦績は23戦23勝0敗20KOデビューから23戦無敗23勝のうち20勝がKO勝利というまさに驚異的な数字です。

 

「強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない。」これが井上選手が希望した大橋ボクシングジムとの契約の条件でした。当時のボクシング界は亀田三兄弟の派手なパフォーマンスが注目されていました。パフォーマンスではなくリングの中の強さだけでファンを楽しませたい。そのためには強い相手に圧倒的に勝ち続けなければならない。それが井上尚弥選手の信念でした。

デビュー戦から難なく3連続KO勝利を飾ると、プロ4戦目にしてワタナベボクシングジムの田口良一選手とのライトフライ級日本タイトルマッチに臨みます。結果は3-0で判定勝利。なんとデビューからたった4戦目で日本王座を獲得してしまいます。これは辰吉丈一郎選手以来の国内最短タイ記録でした。

 

さらにプロ5戦目で東洋太平洋王座を獲得。そして2014年、プロ6戦目でWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデスに挑戦。TKO勝利で当時国内最短記録となるプロ6戦目での世界王座獲得を達成します。

 

その後井上尚弥選手はスーパーフライ級へと階級を上げ、当時世界最短記録となるプロ8戦目での二階級制覇を達成します。さらにバンタム級へと階級を上げ、2018年にはWBA王者ジェイミー・マクドネルにKO勝利し、国内最速で3階級制覇を達成します。

 

そしてフィリピンの英雄ドネアとの二度の死闘、ボクシングの本場ラスベガスデビュー三団体統一を経て、次戦では四団体統一を賭け、4本のベルト全てを手にするべく世紀の一戦に臨みます。

高校時代の戦績や優勝経験はある?

高校生時代の井上尚弥

モンスター井上尚弥選手は高校時代からモンスターだったのでしょうか?ここでは井上尚弥選手のプロデビュー前、高校時代の戦績を振り返ってみようと思います。

井上尚弥選手は父である真吾さんの影響で小学校一年生でボクシングを始めます。小学校6年生で初めて出場した全国大会で、中学二年生の相手に圧勝してしまうほどだったそうです。

 

スポーツの強豪校、神奈川県立新磯高校(現相模原弥栄高校)に入学した井上尚弥選手は、高校一年生から圧倒的な強さを発揮します。なんと高校一年にしてインターハイ、国体、選抜の三つの全国大会で優勝してしまいます

 

高校二年では世界ユース選手権ベスト16、インターハイベスト8、国体優勝。またこの年全日本アマチュア選手権に出場し、決勝で林田太郎選手に敗れ準優勝となります。高校三年では国際大会で初の金メダルを獲得インターハイ優勝全日本選手権初優勝という輝かしい成績を残します。

 

高校ボクシングでは、高校一年から高校三年までで全部で8回全国大会があります。その全てを制覇することを高校8冠と言います。井上尚弥選手は高校5冠、それに大人も出場する大会の優勝2つを加えてアマチュア7冠を高校時代に達成しています。

井上尚弥がアマチュア時代に完敗した相手とは?

林田太郎と井上尚弥

井上尚弥選手のアマチュア戦績は81戦75勝6敗公式戦40連勝というとてつもない記録も残しています。まさにプロになる前からすでにモンスター級の強さを誇っていました。

 

そんな井上尚弥選手がアマチュア時代に、まったく手も足も出ず完敗した、と感じた選手がいました。それが駒澤大学の林田太郎選手でした。2010年、井上尚弥選手が高校二年で初出場した全日本アマチュア選手権大会の決勝で二人は初対戦します。

井上尚弥選手のハードパンチをものともせずはじき返し、要所要所で的確に左ボディーをヒットさせた林田太郎選手が判定勝ち。井上尚弥選手は人生最大の敗北を味わいました。その後負け試合の悔しさをバネに猛練習。大橋ボクシングジムに何度も出稽古に通います。当時世界チャンピオンだった八重樫東選手とスパーリングを重ねました。

 

一年後の高校三年生で迎えた全日本アマチュア選手権決勝。二人は再び対戦します。井上尚弥選手がボディーブローをことごとくステップでかわし、判定勝利で見事リベンジを果たします。あの敗北があったから練習に取り組む姿勢が変わったと、井上尚弥選手は語っています。

 

その後林田太郎選手はプロの道へは進まずに、大学でボクシングを引退現在は駒澤大学の職員として働き、駒大ボクシング部のコーチとして後輩たちの指導にあたっています

2億円超えのファイトマネー!ドネア戦の試合結果は?

チャンピオンベルトを肩に掛けている井上尚弥とドネア

無敵の井上尚弥選手を最も苦しめたフィリピンの伝説の五階級制覇チャンピオン、ノニト・ドネア。二人は二度にわたり対戦していますが、初めて両者が激突したのは、WBSS(World boxing Super Series)という世界のチャンピオンクラスの実力者だけが集まる史上最大のトーナメントの決勝でした。

 

2019年さいたまスーパーアリーナ。開始から激しい打ち合いに。第2ラウンド、ドネアの左フックがクリーンヒットし、井上尚弥選手は右目上部をカットします。このとき眼窩底骨折をしており、最後までドネアの姿が二重に見えていたそうです。

ドネアのパンチが井上尚弥にヒットしているシーン

第8ラウンドには井上選手は鼻から出血するほどドネアの猛攻を受けます。しかし第11ラウンド、井上尚弥選手の強烈な左ボディーが突き刺さり、ドネアはダウン。その後も攻め続け12回3-0の判定勝ちを収めます

 

その2年7か月後の2022年6月、同じさいたまスーパーアリーナで二度目の対決が行われました。リベンジに燃えるドネアでしたが試合は一方的な展開に。第1ラウンドから井上尚弥選手が右ストレートでダウンを奪います。続く第2ラウンドに入ると左フックでダウンを奪い、最後はレフェリーストップで井上尚弥選手のTKO勝利となります

 

この試合で井上尚弥選手はバンタム級の三団体のベルトを手にします。また、この二度目のドネア戦の井上尚弥選手のファイトマネーは2億1000万円と言われています

驚異のKO率を誇る井上尚弥のベストバウト3選!

井上尚弥選手のKO率は驚異の87%です

ここではプロ23戦の中から絶対に見るべきオススメのベストバウト3選を紹介します。

v.s.オマール・ナルバエス

スーパーフライ級に階級を上げたプロ8戦目。相手はアルゼンチンの伝説の怪物。46戦43勝1敗2分、負けた相手はドネアのみ。プロアマ通じて149戦一度もダウンをしたことがなかった男からKO勝利。2階級制覇を達成した試合。

v.s.ジェイミー・マクドネル戦

井上尚弥選手が3階級制覇を達成した試合。イギリス人の身長が高いWBAバンタム級世界チャンピオン相手に1ラウンドTKO勝利。最後の火の出るようなパンチの連打は圧巻。

v.s.ファン・カルロス・パヤノ

WBSS準々決勝の試合。相手はドミニカ共和国出身の元WBAバンタム級スーパーチャンピオン。サウスポーの強豪を相手に1ラウンド1分で秒殺KO。ジャブからの強烈な右ストレートは何度見ても気持ちいいです。

井上尚弥の試合を無料で観る方法

Amazonプライムビデオで独占配信

PPVの発達によりボクシングの世界戦はテレビよりネット中継全盛の時代へ変わりつつあります。今年の6月にあった井上尚弥VSドネアのタイトルマッチはAmazonプライムビデオが独占配信していました。

井上尚弥v.s.ドネアのバナー

Amazonプライム会員ならプライムビデオが無料視聴できる

Amazonプライム会員は月会費500円です。会員になると映画やドラマなどのプライムビデオや、PrimeMusicという音楽配信サービスを無料で利用することができます。またAmazonで買い物をしたときの通常配送料が無料、お急ぎ便と日時指定便が無料という特典もあります。

プライムビデオは30日間無料でお試しできる

どうしても月会費500円を払わずに無料でプライムビデオを視聴したいという方は、30日間無料体験というものが利用できます。ただし無料体験期間が終了すると自動的に有料会員にアップグレードされるので、無料期間中に登録をキャンセルする必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。井上尚弥選手の高校時代からドネア戦まで徹底的に振り返りました。さらに未来に目を向ければ12月13日には、待ちに待った四団体統一戦が待っています。今後もモンスターのさらなる快進撃に期待がふくらむばかりです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。