2019年から若者を中心に、爆発的にバズったアーティストのうちの1組がYOASOBI。
当初はテレビ出演もしていないながら、音楽ランキングでは毎曲上位にランクイン。
2020年末の紅白歌合戦にも出場し、更に勢いを増しているグループなんです!
ファンの方も多いかと思うのですが、なぜYOASOBIが急にバズっているのか気になりませんか?
今回は、YOASOBIの人気の秘密、楽曲の魅力などを紹介していきます。
目次
YOASOBIって一体何者?プロフィール紹介!
まず、YOASOBIについて、簡単にプロフィールを見ていきましょう。
YOASOBIは2019年10月1日に結成したシンガーソングライターのikuraさんと、ボーカロイドプロデューサーのayaseさんによる2人組の音楽ユニットです。
レーベル、事務所ともにソニー・ミュージックエンタテインメントに所属しています。
誰もが知っている楽曲の1つでおなじみの「夜に駆ける」でデビューし、MVは5ヶ月で1,000万回、1年後にはなんと1億回再生を突破(2021年1月現在1.5億回再生)。
Spotifyやapple music、LINE MUSICなどのランキングでも軒並み1位を独占したことで一気に注目されましたね。
2020年末には紅白歌合戦に出場したことも話題となりました。
そんなYOASOBIを構成する2人のプロフィールについても簡単に見ていきます。
- 名前:幾田 りら(いくた りら)
- 出身地:東京都
- 誕生日:2000年9月25日
- 所属レーベル:After School
幾田りらさんはソロでも活動されており、ソロでの所属レーベルはAfter Schoolというところのようです。
ソロの他にも「YOASOBI」はもちろん、アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとして活動。
ソロやぷらそにかでは「幾田りら」名義、YOASOBIでは「ikura(いくら)」名義で活動されています。
出身は東京都ですが、0〜3歳までは親の仕事の都合で海外で過ごしています。
幼少期から音楽好きという両親の影響もあってか「音楽」に触れる機会は多く、小学6年生で初めて作詞作曲、中学3年生にしてアーティストとして本格的に活動を開始。
その後新人アーティスト養成講座「the LESSON」にも参加するなどし、2017年7月に「ぷらそにか」に加入します。
ぷらそにかでは、ボーカル、ギター、キーボード、トランペットを担当しており、音楽センスが伺えますね。
そして2019年にはYOASOBIを結成し、現在は大活躍されています。
- 名前:Ayase(あやせ)
- 出身地:山口県宇部市
- 誕生日:1994年4月4日
- 所属:ソニー・ミュージックエンタテインメント
Ayaseさんは現在作詞家、作曲家、編曲家、ボカロP、歌手としても活動されています。
Ayaseさんも音楽は幼少期の頃から触れており、5歳からピアノを習っていたのですが、小学生の時には国際コンクールに出場するほどの実力。
EXILEなどのJ-POPの歌手に憧れて音楽の道に進むことを決意します。
高校時代にはバンド活動でボーカルを9年間していたのですが、体調不良により活動ができなくなります。
そんな時に出会ったのが「ボーカロイド」。
その後2018年12月24日にニコニコ動画とYouTubeにボーカロイドを使用した楽曲「先天性アサルトガール」を初投稿し、音楽家、ボカロPとしてデビューします。
作曲や作詞もしつつ、活動の幅を広げていく中で、YOASOBIを結成し現在に至るというわけです。
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YOASOBIの世界観がすごい!人気の秘密とは?
YOASOBIがなぜ若者を中心に人気を博しているのでしょうか。
実は、YOASOBIがデビューしたのは2019年なのですが、初めてCDを発売したのは2021年1月6日。
この期間の間、YouTubeやストリーミングのみで楽曲を発信し続けていたのです。
今回異例のヒットと言われるのはCD発売せずとも、これだけ話題になったということでしょうか。
そこまでの話題性を持ってくることのできる、人気の秘密について迫ってみました。
最近若者を中心にヒットしている楽曲の特徴として、「TikTok」から一気に人気が来る曲が多いんです。
「夜に駆ける」もその1つで、TikTokの楽曲として使用され、話題となりました。
さらに人気が高まりストリーミング音楽配信サービスでのランキングも上昇し、若い世代を中心にバズり、今や社会現象を巻き起こしているんです。
この人気の秘密として、耳に残りやすい「音」や、ボカロっぽさがやっぱりあるのではないでしょうか。
さらにMVを見ても分かる通り、映像や曲の世界観の凄さというのも人気の要因ですね。
この「世界観」については次の部分で詳しく掘り下げていきます。
YOASOBIの楽曲に迫る!小説が原作って本当なの?
YOASOBIの楽曲の世界観がすごいという話をしました。
具体的にどの辺りが「凄い!」と言えるのでしょうか。
それは、小説を原作として楽曲を制作しているというところが関係しています。
実は、YOASOBIはソニーミュージックが運営する小説&イラストの投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を音楽にする、というプロジェクトから誕生しているんです。
つまり、小説の物語を音楽で表現するというコンセプト。
例えば「夜に駆ける」は星野舞夜さんの『タナトスの誘惑』という小説を原作として制作された曲です。
その他の楽曲も全て、小説が原作としてありその世界観を表現している楽曲となっています。
この独特で他の音楽にはない「世界」が若者に刺さったと言えるでしょう。
現在はmonogatary.comの作品に限らず、様々な小説、タイアップで新たに書き下ろされた小説などから楽曲を制作しています。
コンセプトが揺るがない限り、今後もYOASOBIの音楽の根底には小説があるのだと思います。
新たな音楽の楽しみ方として、1度曲を聞き、その原作となった小説を読んだ後、再び曲を聞いてみると言うのもありかもしれません。
また違った視点で歌詞を見ることができたり、音楽のテンポや曲調がそれぞれの小説に合っているのか、というところにも気づくことができるかもしれません。
今後も活躍すること間違い無しのYOASOBI。
新しい曲が発表されるのが待ち遠しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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