RIZINの大晦日の大会の追加カードが発表されましたね!
期待されていた朝倉未来選手の名前もそこにあり、大晦日に向けて大きな盛り上がりを見せています。
朝倉選手と戦うのは、先月朝倉選手に黒星を付けた斎藤裕選手ではなく、弥益ドミネーター聡志選手。
誰?ターミネーター?外人?シャワちゃんなの?危ないの?
こんな風に思った人も大勢いるかと思います。
格闘技ファン以外の人にはあまり知られていませんが、この選手、この間までDEEPのチャンピオンだったすごい人なんです!
しかも、ただの格闘家ではなく、昼間は普通に働くサラリーマンだというからさらに驚きです!
今回は、そんな弥益ドミネーター聡志選手について、深堀していこうと思います!
名前の由来や、職業、何故朝倉選手と戦うことになったのか、更には試合予想なんかも見ていきたいと思います!
目次
弥益ドミネーター聡志のwiki的プロフィール!
弥益ドミネーター聡志のWiki的プロフィール!
名前:弥益 ドミネーター 聡志(やます どみねーたー さとし)
出身地:埼玉県
誕生日:1990年1月23日
身長:176cm
体重:62kg
所属:Team SOS
最終学歴:筑波大学大学院
中学時代に卓球部に所属していただけで、運動経験はほとんどありませんでしたが、
高校時代に総合格闘技を見てはまり、大学入学を機に、茨城の総合格闘技ジムに入会します。
最終学歴は、筑波大学大学院のエリートで、今は、一流企業に勤めながら、出稽古で練習を積み、大会などに出場しています。
地道な練習を積み、DEEPで活躍。
2018年、芦田崇宏選手と対戦したタイトルマッチを制し、第9代DEEPフェザー級王者になります。
その後、2020年9月には、牛久絢太郎選手と対戦、惜しくも敗れタイトル防衛にはなりませんでしたが、拮抗したいい戦いを見せています。
今年の大晦日に、RIZIN初参戦。対戦相手は、RIZINの顔朝倉未来選手。
プライベートでは、2019年に第一子の男の子が誕生しています。
弥益ドミネーター聡志はハーフ?出身や名前の由来は?
ずっとDEEPで活躍し、王者にまで上り詰めましたが、一般的な知名度はまだまだ低い弥益選手。
大晦日の対戦カードが発表され、朝倉未来選手の相手に選ばれましたが、弥益ドミネーター??誰??ってなった人も多いかと思います。
ミドルネームが入ってるってハーフなんでしょうか?
調べたところ、そういう情報はありませんでした。
出身は埼玉県で、本名も「弥益聡志」ですから、ご両親とも日本人だと思うので弥益選手も純日本人でしょう。
因みに珍しい「弥益」という苗字、全国に300人くらいしかいないそうです。
主に山口県に多いらしく、父親か母親がそちらの出身かもしれません。
ドミネーターというのは、リングネームなのでしょうね。
この”ドミネーター”という名前、強さの象徴としてターミネーターをもじったのかな?とも思いましたが、意味は「支配するもの」。
以前の芦田選手との対戦後のインタビューで、
「名前に入っているのに、今までドミネイトした戦いを見せてこれなかったが、今日は見せられてよかった」といっていました。
戦いを支配する。と言った意味でつけられたんでしょうか?
かっこいい名前ですね!
現役の会社員てホント?職業は何?
会見の時にも話題になりましたが、弥益選手は、昼間は会社員として働き、夜に格闘技の練習を積んで大会に出ている選手です。
気になる昼間お勤めの企業なんですが、調べたところ一流食品企業としか出てこず、会社名まではわかりませんでしたが、「森永乳業」なのでは?との噂も。
何故その噂が出たかというと、弥益選手は、偏差値72の海城高校から、筑波大学に進学していて、しかも大学院で修士号も取っている超エリートなんです。
そこで、筑波大学の就職先に「森永乳業」があり、一流食品企業とは、「森永乳業」なのではないか?となったわけです。
本当のお勤め先は、公表されていないのでわかりませんが、超エリートの弥益選手なので、例え森永乳業でなくても、いい所にお勤めなんだと思います。
会見でも、
「会社の理解、自分の認識としては(格闘技をやっていることを)黙認していただいていると思っていますので、ストップが入らない事を祈っております」
と言っていました。
とても理解のあるいい会社のようですね。
今までもストップはかかっていませんし、これで大晦日に朝倉未来選手に勝ったら、大々的に応援してもらえるのではないでしょうか?
朝倉未来の対戦相手はなぜ弥益選手?その経緯は?
大晦日の試合で、対戦カードが発表されたとき、朝倉未来選手の対戦相手がなぜ弥益選手なのか?と疑問に思った方も多いかもしれません。
斎藤選手は、前回の試合で怪我がひどく、回復するのに大晦日は間に合わなかったみたいなのでわかるんですが、
では、なぜDEEP現王者の牛久選手ではなく、知名度の低い、王者を陥落したばかりの弥益選手なのか?
会見時に、RIZINの榊原CEOがこう理由を述べています。
「牛久というチャンピオンか、ドミネーターか、という所で考えた。未来となら跳ねるというか、地上波である大晦日でスケール感のある試合ができるのは、ドミネーター。二人によって繰り広げられるであろう試合展開をイメージした時、キャラもファイトスタイルも含めてドミネーターの方が評価してもらえる可能性が高い。」
と、弥益選手を評価しています。
対戦する朝倉未来選手も、
「できれば(DEEP新)チャンピオンの牛久選手とやりたかった。試合は見た。拮抗していて、(牛久選手と)同じくらいの強さというイメージ。だからどちらでもいいかと思っている。(弥益選手は)ずっとチャンプだったし、本番で強い選手だと思う」
と評価していました。
格闘技ファン以外の人から見ると、まだまだ知名度の低い弥益選手ですが、プロから見るとその実力は確かなようですね!
そして弥益選手、榊原CEOも言っていたように、実力もさることながら、キャラが面白いんです。
会見と言えば、お互いを罵りあう”煽り”で盛り上がりますが、弥益選手は会見で、
「自分はこんな大きな舞台、みんなが目指している舞台に立つ資格があるとは思っていませんが、対戦相手の朝倉未来選手が今回復帰戦で落とせない、という所で自分みたいなただの格闘技を習っているだけの会社員を選び出していただいたという、素晴らしいリスクマネジメント能力によってここで座っておりますので、できるだけ頑張りたいと思います」
と言っています。
とても謙虚のようですが、地味に皮肉たっぷりな所に笑ってしまいました。
自身のTwitterでも、朝倉未来選手との対戦を、“院卒VS院卒”と表記しています。
朝倉未来選手の少年院卒と、自身の大学院卒を現しているようですが、これも地味に煽っているような気がして面白いです(笑)
朝倉未来選手も冷静で頭脳派ですが、弥益選手はまた違うエリートタイプの頭脳派のようですね。
こんな選手今まで知らなかったのがもったいないくらいです。
大晦日の大舞台で朝倉未来選手の対戦相手に選ばれたのも納得ですね!
気になる朝倉未来戦はどうなる?弥益選手は勝てる?
さて、肝心の試合はどうなるのでしょうか?
皆さんご存じのように、朝倉未来選手は、打撃も強く、寝技も得意。冷静に試合を分析して自分のペースに持っていくのがうまい選手です。
しかも斎藤選手選手に敗れてから、精神面が変わったと言い、「挑戦的な思考に変われた。昔の自分に戻った。(斎藤戦では)保守的になっていたが、昔に戻って狂気的な朝倉未来を出したい。1ラウンドで終わるような戦い方をしていこうかと」とも言っていました。
今までは、相手を冷静に分析して3ラウンドまで持ち込み、判定勝ちが多かった朝倉未来選手ですが、今回は1ラウンド目からかなり飛ばしてくる可能性が濃厚ですね。
“狂気的な朝倉未来”めちゃくちゃ怖いです。
斎藤選手の鼻を折ったあの重いパンチがヒットしたら、朝倉未来選手が1ラウンドでKO勝ちする可能性はかなりあります。
対する弥益選手は、9月に王者から陥落したものの、DEEPフェザー級のトップランカー。
打撃も寝技もできるオールラウンダーで、キックは、サッカーボールキックで仕留める残虐さがあり、パンチには、一撃で相手をしとめる威力もあります。
寝技では、足で首を決める洗濯ばさみという技が得意です。
大学院卒で頭がいいので、分析力もあるところも武器の1つ。
「もちろん勝ちに行きます。KOですね」
朝倉未来選手同様、1ラウンドで決着をつける気満々。
立ち技でも寝技でも相手を仕留める実力は十分にあるので、弥益選手も勝てる可能性は十分にあります。
SNS上でも、朝倉未来選手の方が勝つと予想している方の方が多いですが、意見は分かれており、弥益選手が強い選手であることや、斎藤戦の後だけに、弥益選手にも十分勝機があると踏んでいる人も多くおり、どちらが勝ってもおかしくない戦いだと盛り上がりを見せています。
朝倉未来は確かに強い。
しかし、それに見合うだけの十分な実力は持ち合わせているであろう弥益ドミネーター聡志選手。
名前の通り、強敵をドミネイトして、全国に弥益は強い!という事を知らしめて、どんどん上に上がっていってほしいですね!