総合格闘技

スダリオ剛の大相撲引退理由ときっかけとなった事件と総合格闘技デビューの経緯

史上初の双子関取として、日本中の注目を集めた、スダリオ剛選手。

二度の暴行事件がきっかけとなり、大相撲を引退します。

その後、山本美憂さんの元夫でもある、エンセン井上さんの元で総合格闘家に転身し、RIZINで総合格闘技デビューを飾ります。

 

スダリオ剛選手が大相撲を引退した理由や、RIZINでの戦績や活躍が気になりました。

そこで今回は、「スダリオ剛の大相撲引退理由ときっかけとなった事件と総合格闘技デビューの経緯」と題して、気になる情報をまとめてみました。

是非、最後までご覧ください。

スダリオ剛のwiki的プロフィール!

スダリオ剛

スダリオ剛のWiki的プロフィール!

名前:スダリオ剛(本名:上山 剛

出身地:日本

誕生日:1997年5月13日

身長:190cm

血液型:O型

所属:PUREBRED

趣味やその人の特徴等:保護犬(プードル)の里親

スダリオ剛選手は、1997年5月13日生まれの25歳です。

日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれました。

兄弟は一卵性双生児の弟さんがいます。

 

幼少期は、サッカー、バスケットボールなどの球技や、空手やボクシングなど格闘技で類まれな運動神経を発揮していました。

中学3年生の時に、兄弟で貴乃花部屋へ見学しに行ったことがきっかけとなり、貴乃花部屋へ入門。

 

2015年3月には幕下に昇進、十両にまで昇進しました。

弟の貴源治と共に、史上初の双子関取として、人気を博しました。

しかし、二度の暴行事件などの不祥事が発覚、相撲協会に引退を迫られ、引退を表明。

 

奥さんとの縁もあり、総合格闘家に転身します。

スダリオ剛選手は、半端な覚悟と思われたくないと、約50㎏減量して、総合格闘家を目指しました。

 

総合格闘家のデビュー戦となる、2020年9月27日のRIZIN.24では、見事KO勝利を飾ります。

一度敗北するものの、勝利の全てがKO勝ちと、順風満帆なキャリアを送っています。

二度の暴行事件で自主引退

スダリオ剛選手は、2度の暴行事件が発覚し、大相撲を自主引退しています。

一度目の暴行事件

一度目の暴行事件は、2018年3月に、付き人の貴西龍の顔面を殴打しました。

貴西龍は、顔面打撲、口内裂傷の大けがを負いました。

 

これにより、貴乃花親方から謹慎処分が言い渡され、さらに1場所休場しました。

二度目の暴行事件

二度目の暴行事件は、貴乃花部屋が消滅し、千賀ノ浦部屋へ移籍し、四股名も改めた後に発覚ました。

付き人が、稽古後の風呂に、スダリオ剛選手の断りなく入ったというもので、頭部を殴打したそうです。

 

さらに、調査が入り、普段から新弟子に対して差別的なあだ名をつけ、理不尽な事をさせていた事までが発覚しました。

コンプライアンス委員会は、一度目の暴行では温情措置を下したが、2度目は引退を勧告しました。

 

スダリオ剛選手は、引退勧告を受けましたが、「自分には相撲しかない」と弁護人を通じて、「引退勧告は行き過ぎ」と発表しています。

しかし、最終的には懲戒処分よりもマシと考えたのか自主引退をしています。

 

当時、人気と実力を兼ね備えた双子関取だったので、相撲ファンが大ショックを受けたのを覚えています。

大相撲時代の活躍と成績

TakayoshitoshiーTsuyoshi20180909
スダリオ剛選手の大相撲時代の生涯戦績は、165勝112敗28休(40場所)です。

最高位は、西十両5枚目。一度、幕下優勝をしています。

得意技は右四つ・寄り。勝利した半分以上の決まり手が寄り切りです。

 

初土俵は2013年3月場所、当時の四股名は貴公俊。めきめきと頭角を現していきます。

2015年3月に幕下に昇進し、96勝65敗14休/161出(25場所)で、その中には一度の優勝を含みます。

 

この頃には、フィジカル面での弱点がありましたが、すり足などの基本的な練習を徹底することで、弱点を克服していきました。

2018年の1月場所で、勝ち越しを決めると、その実績も考慮されてか新十両へ昇進。

十両での戦歴は20勝19敗21休/38出(4場所)となりました。

 

弟の貴源治は、スダリオ剛選手より先に、新十両に昇進しています。

兄として相当な悔しさもあり、飛躍的に強くなり、新十両まで行ったんでしょうね。

大相撲引退後はエンセン井上のもとで総合格闘技に転身

Enson Inoue at the 2008 Tribeca Film Festival

二度の暴行事件で大相撲を自主引退したスダリオ剛選手。(貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋に移籍が発表された時に、二度と暴力は振るわないという誓約書まで書いていました…)

その後、戦いの場を総合格闘技へ移します。スダリオ剛選手は、奥さんの尽力があったとTwitterで発信しています。

神の子・山本“KID”徳郁さんを指導した事でも知られる、エンセン井上さんに弟子入りします。

元大関の小錦さんに相談した際に、エンセン井上さんを紹介されたそうです。

 

そしてデビューへ向けて、4か月で約50kgの減量に成功。スダリオ剛選手の並々ならぬ決意が伺えますね!

そして、2020年9月27日のRIZIN.24ディラン・ジェイムス選手と対戦、見事に1R・TKOで総合格闘技のデビュー戦を飾りました。

同じ格闘技に分類されますが、相撲と総合格闘技では、試合時間から、攻撃手段、防御技術などまるで畑違いですが、見事に、アジャストしていますね。天性のセンスが伺えます。

3度目のリング「v.s.宮本和志」での乱闘

スダリオ剛選手は、2021年3月21日のRIZIN.27でプロレスラーの宮本和志選手と対戦。

試合終了のゴングの後に攻撃を加え、両陣営のセコンドまでがリングに入り込む乱闘になってしまいました。

 

試合は1ラウンド開始8秒で、スダリオ剛選手がパンチでKO勝ちしていますが、レフェリーが止めに入った後もパウンドで追撃してしまいました。

そして、選手を守ろうとしたのか、宮本和志選手のセコンドの内田ノボルさんとスダリオ剛選手のセコンドのエンセン井上さんまでもがリングになだれ込む乱闘試合となってしまいました。

スダリオ剛選手はゴング後の攻撃について、開始のゴングがなる前に宮本選手が攻撃を仕掛けてきたことを挙げています。

試合前には、宮本和志選手が執拗にスダリオ剛選手を挑発していた事もあったとか、、、

 

試合のプレッシャーや緊張感からくる興奮様態から、このような行動をとってしまったのだと思うのですが、ゴング後の攻撃は明確なルール違反であり、宮本選手にとっても非常に危険な行為です。

 

これにより、スダリオ剛選手にはファイトマネーの25%没収の処分が下されました。

スダリオ剛が負けた相手はシビサイ頌真

スダリオ剛選手は、2021年6月13日の RIZIN.28で、シビサイ頌真選手に1本負けしています。

試合は、序盤にタックルを仕掛け寝技に持ち込みたいシビサイ頌真選手と、打撃を打ち込むスダリオ剛選手という構図。

シビサイ頌真選手は、3ラウンド1分30秒を過ぎたところで、リアネイキッドチョークを決めて1本勝ちします。

シビサイ頌真選手は試合後に、半年間に膝を手術していて完璧なコンディションでリングに上がれなかった事を明かしました。

スダリオ剛選手の印象を聞かれると、「パンチが重かった」、「気の抜けない試合だった」と発言。

 

シビサイ頌真選手の勝利後の喜び方をみれば、どれだけスダリオ剛選手が強く、評価の高い選手だったかがわかりますね!

まとめ

スダリオ剛選手の、大相撲引退のきっかけになった暴行事件や戦績、総合格闘技での乱闘試合などを、ご紹介しました。

 

今まで、不祥事の多かったスダリオ剛選手ですが、最近のSNSでの発信を見ると、選手を気遣う発言や、周りの方に対する感謝の言葉がよく見受けられます。

RIZINでは、手痛い黒星を喫してしまいましたが、この敗戦を糧にさらに強くなってくれると思います。

スダリオ剛選手は若く、経験的にも伸びしろが十分にあるので、今後の活躍に注目です!

 

「スダリオ剛の大相撲引退理由ときっかけとなった事件と総合格闘技デビューの経緯」を最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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