デビュー以来、破竹の勢いで知名度を獲得し、YouTubeでも成功を収めている朝倉未来選手。
その朝倉選手がボクシング界の生ける伝説であるフロイド・メイウェザー・ジュニア選手と対戦することが正式に発表されました。
メイウェザー選手と言えば、ボクシング史において絶対的なビッグネームであり、引退後もエキシビジョンマッチをいくつも行っています。
そのエンターテインメント性の高い対戦カードから常に話題を集めている存在です。
日本では、那須川天心選手との試合も記憶に新しいのではないでしょうか。
果たして朝倉選手の力はそのメイウェザー選手に通用するのか?
格闘技ファンだけではなく、日本中の注目を集めているこの試合のチケットや勝敗の予想はどうなっているのでしょうか。
目次
両選手のwiki的プロフィール!
朝倉未来選手のwiki的プロフィール!
名前:朝倉 未来(あさくら みくる)
出身地:愛知県豊橋市
誕生日:1992年7月12日
身長:177cm
所属:トライフォース赤坂
来歴:総合格闘家、youtuber、実業家等。元THE OUTSIDER二階級(60-65kg級、65-70kg級)王者。弟の朝倉海選手も総合格闘家として活躍中。
メイウェザー選手のwiki的プロフィール!
名前:フロイド・メイウェザー・ジュニア
出身地:ミシガン州グランドラピッズ
誕生日:1977年2月24日
身長:173cm
所属:メイウェザー・プロモーションズ
来歴:元WBO世界ウェルター級王者。プロ戦績50戦50勝。
史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成し、パウンド・フォー・パウンド最強のボクサーとしても名前が挙がる。
朝倉未来v.s.メイウェザーの試合日程は2022年9月25日
この歴史に残る対戦は一体いつ行われるのか。
朝倉未来v.s.メイウェザーの試合は今大会のメインイベントとして、さいたまスーパーアリーナで開催される予定で、その日程は2022年9月25日と発表されています。
当日は2部構成で開催される予定とのことで、今までのRIZINの興行とはまた一味違う内容になると思われます。
元々、RIZINは対戦前の煽り映像や、選手同士の戦いに至るストーリー作りに力を入れていて、話題性のある試合を優先する傾向が強いため、試合内容のみならず、演出や構成に今から非常に期待が持てる大会になりそうですね。
メイウェザー選手は過去の試合においても相手への挑発的な言動を行い、試合を盛り上げる生粋のエンターテイナーです。
試合開始までまだ時間もありますので、さらなるトラッシュトークや煽りが予想されます。
朝倉未来v.s.メイウェザー戦のチケット料金と座席表
現地観戦のチケット販売に関しては、2022年9月4日(日)より一般発売が開始となりました。
1列目のVVIP席は、天心v.s.武尊戦とまではいかなくとも、100万円(税込)という高額チケットとなっています。一番遠いA席でも2万円(税込)なので、どれだけ注目されている大会かわかりますね。
2万円出して遠くから眺めても仕方ないので、私はPPVで観ようと思います。
今後RIZINは海外マーケットの開拓にも本腰を入れていくようで、今回の試合をメインとする今大会は米国ファンが視聴しやすい時間帯に合わせての放映にする予定とのこと。
そのため、PPVに関して、この試合の注目度から多くのアクセスが集中することが予想され、それに耐えうるストリーミング媒体を持っているABEMAのみが放送します。
地上波では放送されず、会場以外で観られるのはこのABEMA TVのみです。
RIZINも関わっていた先日の那須川天心v.s.武尊選手の【THE MATCH 2022】の当日地上波放送(後日、一部放送は行われました)が無くなった経緯から、今後もTVでの放送は行われないでしょう。
RIZINの代表である榊原さんも、青汁王子との対談でフジテレビとの確執について語っています。
朝倉未来とメイウェザーの体重差
次に両者の体格差を比較検討してみます。公式プロフィールから、朝倉未来選手は身長177cm・体重76kg、メイウェザー選手は身長173cm・体重68kgとなっています。
朝倉選手はフェザー級、メイウェザー選手はスーパーウェルター級なので、階級だけ見るとメイウェザー選手の方が体格的に大きそうに感じますが、総合格闘技とボクシングではそもそもの階級分けの体重が違いますので、実際の数字を見ると朝倉選手の方が一回り大きいことがわかります。
実際に対面した際も、朝倉選手は「向かい合った感じでは勝てそう」と感じたそうで勝利へポジティブな発言をしています。
今試合の契約体重は70kgと発表されていますが、計量当日までに減量を行うとはいえ、試合当日にはある程度体重を戻すことを考えると、やはり体重だけを考えると朝倉選手に分があります。
格闘技において、体格差というのは圧倒的アドバンテージであり、だからこそ細かい階級を設けて競っているわけです。
無敵のチャンピオンも一つ階級を上げると全く通用しない、といったこともよくある世界なので、数kgの差もかなり大きいといえるでしょう。
ただし、メイウェザー選手は過去にも大柄の選手との対戦経験が数多くあります。
元UFC世界王者コナー・マクレガー選手とのエキシビジョンマッチが有名で、勝敗はメイウェザー選手に軍配が上がっています。
マクレガー選手はフェザー級で77kg前後の体重であり、直接の対戦経験は無いものの、UFCとRIZINの団体の認知度の差から、朝倉選手よりは格上だと認識されているので、体重差を克服する可能性も十分考えられます。
何より、史上最強のボクサーとして挙げる人も多いメイウェザー選手は両腕のリーチが183cmもあり、実は朝倉選手より長い(174cm)ので、体重だけでは比べられない面白さがこの試合にはあると言えましょう。
朝倉未来とメイウェザー戦のルール
次に試合のルールを確認してみましょう。
ボクシングルールのエキシビジョンマッチで3ラウンド制の70kg契約。使用するグローブが8オンスということで、体重以外は、前回日本で行った那須川天心選手との戦いと同じ条件ということになりそうです。
キック有りであれば、さらに盛り上がることは間違いなしでしたが、元々メイウェザー選手は現役時代から徹底したリスクマネジメントをする選手として有名でした。
試合が始まる前の交渉段階、場外での駆け引きも超一流で、生涯無敗を誇った理由の一つはそこにあります。
ですので、いくらエキシビジョンマッチとは言え、自らに不利になるルールでは試合自体を受けないでしょうから、完全なボクシングルールに準ずるのは当然かもしれません。
朝倉未来v.s.メイウェザーの勝敗予想
では、一体どちらが勝つのかがとても気になりますね。
ここで、著名人の予想を一部ご紹介致します。
元ボクシング世界チャンピオン渡嘉敷勝男氏はメイウェザー選手の過去に成し遂げてきた偉業からメイウェザー選手の勝利と予想。また、朝倉選手と同業の元総合格闘技選手の大沢ケンジ氏はボクシングルールでの不利を理由にメイウェザー選手有利の予想をしています。
全体的にメイウェザー選手有利としている方が多い印象ですが、逆に朝倉選手有利を支持している層の指摘する有利なポイントは、体格差に加え、メイウェザー選手の年齢及び引退してから時間が経っていること。
さらに、朝倉選手がこれまでに起こしてきた劇的な試合内容から、可能性は十分あるといった意見が見られました。
やはり意見が分かれているポイントの一つが総合格闘技とボクシングの協議制の違いでしょう。
競技の種類が違うと技術体系や試合運びから全く違ってきます。
ガードの位置などの細かい点から始まり、何より格闘技で一番重要な相手との距離感の問題が出てきます。
インタビューで朝倉選手はボクシングの試合はやったことがない、と語っており、経験においては当然メイウェザー選手有利となります。
特に朝倉選手の主力武器であるカウンターに関して、距離感は最も重要視されるポイントであり、対するメイウェザー選手はPFP(パウンドフォーパウンド)にも選ばれている最強のアウトボクサー、つまり距離感の把握能力が人類史上においても突出している選手ですので、個人的にはメイウェザー選手の有利と予想していますが、皆様はどうでしょうか。
まとめ
朝倉未来選手v.s.メイウェザー選手は一体どちらが勝つのか。
また、そのチケットはどうなっているのかをご紹介させていただきました。
試合までまだ時間がありますので、さらに細かい情報は続報が待たれるところであります。
さらなる期待を持ちながら、今後も注視していきたいと思います。