総合格闘技

ヴガール・ケラモフの戦績は?朝倉未来には1Rで勝利!

インタビューに答えるケラモフ

今回は、現在RIZINの主力選手として活躍しているヴガール・ケラモフ選手について調査しました。

ケラモフ選手の戦績は?国籍は?SNSは何を使用しているのか?ケラモフ選手の謎について迫っていきます。

 

また、ケラモフ選手と朝倉未来選手の試合結果についても今回はお話ししますので、最後までお楽しみください。

ヴガール・ケラモフのプロフィール

会見の席でインタビュアーを見つめるケラモフ

ヴガール・ケラモフのWiki的プロフィール!

名前:ヴガール・ケラモフ

出身国:アゼルバイジャン

誕生日:1992年2月20日

身長/体重:173㎝/66㎏

階級:ライト級→フェザー級

所属団体:ORION FIGHT CLUB

バックボーン:柔道・ウーシュー散打・コンバットサンボ

あだ名:コーカサスの雷

ケラモフ選手は1992年2月に中央アジアの国アゼルバイジャンで生まれました。

ケラモフ選手の出身国であるアゼルバイジャンは、かつて存在したソビエト連邦の領土の一つであり、隣国アルメニアとは領土問題及び、アルツァフ共和国を巡ってたびたび対立を起こし、2020年にはナゴルノ・カラバフ紛争という小規模な紛争が起きてしまったこともありました。

こんな正常不安定な国の元にケラモフ選手は格闘家として育ちました。

ある意味では政情不安定な国のほうが、野心家なファイター・格闘家が多く生まれるという法則があるのかもしれません。

 

ケラモフ選手の経歴をさらにさぐっていくと、ケラモフ選手は幼少期のころから中国の立ち技系格闘技である散打やロシアの組み技系格闘技のサンボを学んでいました。

その後、ケラモフ選手は2011年頃から総合格闘技を学び、翌2012年には格闘家としてデビューしました。

総合格闘技に参戦するにあたり、恐らく柔術も学んだのではないかと思われます。

 

そして、2019年11月にはアメリカの総合格闘技団体ベラトールこと「Bellator MMA」に出場。

ベラトールではグスタボ・ワリッツアー選手と対戦。デビュー戦を1ラウンドK.O.で飾りました。

ベラトールというかなり有名な団体に初参戦で1ラウンドK.O.という衝撃的な成績をみせるケラモフ選手、かなり強いことがわかります。

 

イケメンな甘いマスクでやや童顔気味な温厚そうな顔とは裏腹に、激しい戦闘力を持ったケラモフ選手は「コーカサスの雷」というあだ名をつけられています。

しかしながら、その後の試合では負けることも多く、伸び悩んだ時期もありました

そうした屈辱をばねに活躍をしてきたのですね。

 

その後、2020年以降はRIZINを主戦場にします。

RIZINに参加した当初はライト級でしたが、後にフェザー級に転向。

 

2021年には元RIZNフェザー級チャンピオンの斎藤裕選手と戦うものの、ショーツを掴む、目に指を入れるなど17回以上の反則を行い、試合は結局判定負けとなってしまいました。

しかし、これであきらめる男ではなかったケラモフ選手は、その後も継続的にRIZINに参加。

現在ではRIZINの主力外国人選手として活躍しています。

RIZINでの戦績は?

それでは、RIZINでのケラモフ選手の戦績は一体どのようになっているのでしょうか。

また、ケラモフ選手が戦った対戦相手はどのような人がいるのか。

そして、最終的に試合結果はどのようになっていったのか。

 

改めてケラモフ選手の戦績について見ていきましょう。

彼は一体、どれほど強いのかが改めてよくわかると思います。

v.s.堀江圭功

ケラモフ選手は、かつてUFCに参戦していたことのある堀江圭功選手と2023年4月1日丸善インテックアリーナ大阪で開かれたRIZIN.41にて対戦。

その中ではなんと、極真空手とブラジリアン柔術を使い分けた堀江選手を2ラウンド目の時にリアネイキドチョークでタップを奪い取り、一本勝ちをしました。

堀江選手も12勝4敗という実力者なのですが、ケラモフ選手には一歩及ばず…という結果となりました。

v.s.山本空良

2022年7月31日、さいたまスーパーアリーナに開かれた「RIZIN.37」でケラモフ選手は山本空良選手と対戦。

中学時代からアマチュア格闘技などで腕を鳴らしてきた山本選手でしたが、本当のことを言うと、この日ケラモフ選手と対戦する予定だったのは白川陸斗選手でした。

白川選手がケガしたことで代役として、山本選手が呼ばれました。

山本選手は代役ということで準備不足だったのかもしれませんが、試合はほぼケラモフ選手が圧倒する形となり、山本選手は無念の判定負けとなりました。

v.s.中島太一

2022年4月のRIZIN35で、ケラモフ選手は中島太一選手と対戦しました。

中島選手はRIZIN初参加となりましたが、90年代からの歴史がある総合格闘技団体パンクラスで数多くの成績を残した本物のエリート格闘家でした。

さらにこの時、中島選手はパンクラスバンタム級暫定王者の保持者で、その実力を多くの人に認められていました。

 

しかし、そんな中島選手でもケラモフ選手を止めることはできませんでした。

序盤、中島選手のストレートがケラモフ選手に炸裂。流石のケラモフ選手もたちくらみするほどのダメージを受けますが、その後中島選手をテイクダウンしてからケラモフ選手が逆転。

三角締めでパンクラスの王者であった中島選手相手に一本勝ちを収めました

v.s.斎藤裕

2021年に開かれた「RIZIN.28」でケラモフ選手は斎藤祐選手と対戦することとなりました。

しかし、この試合はケラモフ選手にとっては完全に黒歴史となっています。

というのも、ケラモフ選手は斎藤選手に数多くの反則行為を行い、判定負けで敗北していました。

ケラモフ選手は対戦相手の斎藤選手のショーツをつかむ・目を潰そうとする・傷口に指を入れるといった数多くのラフファイトを展開。

レフェリーから反則行為について警告を受けるなどし、最終的には判定で敗北しました。

 

対戦していた斎藤裕選手は試合中に、ケラモフ選手にサッカーボールキックをするなど怒っているように感じられました。

この後、斎藤選手は目の上をなんと6針も縫ったとのことです。

ケラモフ選手について、斎藤選手はその実力は認めているとしながらも、反則行為については以下のように苦言を呈していました。

「とにかく荒い。ダーティー。ショーツを握られてたり、(脇を)差されているというより、ガシッと握られてる。細かいところで随所で“そういうことするんだ”という感じでしたね」

出典:【RIZIN】斎藤裕がケラモフのダーティワークに苦言。クレベルとは「防衛戦しかない。年内にやりましょう」

 

試合後、斎藤選手はケラモフ選手の控室に訪れ、感染症などで大変な中、日本に来て試合をしてくれたことに対して感謝の意を伝えたそうです。

齋藤選手は大人な対応ですね。

v.s.カイル・アグォン

2020年に開かれたRIZIN20にて、ケラモフ選手はRIZINデビューとなりました。

この時の対戦相手はグアム出身のアジア系アメリカ人選手カイル・アグォン選手でした。

アグォン選手は、これ以降に戦うことになるファイターたちと比較してもかなり強敵であったといえます。

試合が始まると、お互いにストレートを繰り出せば相手も返すといった形で両者は互角の展開をみせていました。

このまま第1ラウンドが終了。

 

第2ラウンドは組合いの勝負となり、アグォン選手がテクニックをみせ三角絞めなどを狙うもののケラモフ選手に振り払われ、逆にマウントを取られた状態になりパンチを数発くらいました。

 

その後、運命の第3ラウンド

第3ラウンドでは、ケラモフ選手が試合中に流血するものの、アグォン選手をなかなか寄せ付けない戦いを展開。

アグォン選手は攻めあぐねているという状態になりました。

ここで試合が終了。判定の結果、ケラモフ選手が勝利しました。

超RIZIN.2で朝倉未来に勝利!


そんなケラモフ選手ですが、2023年7月にさいたまスーパーアリーナで開かれた「超RIZIN(スーパーライジン)」では、朝倉未来選手と試合をすることとなりました。

同年代であった朝倉選手との一戦ですが、なんと1ラウンド・161秒で試合が終了しました。

 

朝倉選手も蹴りなど打撃を中心に攻撃を当てていきますが、ケラモフ選手にテイクダウンを奪われたことでグラウンド戦に。

そして、そのまま朝倉選手はケラモフ選手にマウントポジションを取られ、最終的にはチョークをきめられ無念のタップアウト負けを喫しました。

 

ケラモフ選手は見事にRIZINフェザー級王座を朝倉選手から奪い取ることに成功しました。

路上の伝説といわれた朝倉未来選手ですが、ケラモフ選手には勝つことができなかったのです。

試合前にドーピング検査要求

そんなケラモフ選手ですが、対戦した朝倉選手からはドーピングを疑われていました。

朝倉選手は、6月に投稿した自身のYoutube動画の中でケラモフ選手との試合に触れた際に、「ケラモフは強い、俺は負けるかもしれん」と言いながらも、ケラモフ選手について「ドーピングの検査だけはしてほしいよね、こっちはプロテインすらしてないよ」と付け加えておりました。

また、ドーピングの恐ろしさについては「ステロイドしたらパワー・スタミナ・馬力が変わる」と触れていました。

また、ケラモフ選手と対戦した斉藤裕選手も「ケラモフは検査してほしいな」と、暗にステロイドを使用しているのではないのかと疑っていました。

ケラモフ選手がドーピングをしているのか定かではありませんが、仮にしているとすれば、恐らくケラモフ選手の持つフェザー級のベルトは返上という形になるかもしれません。

ケラモフとムサエフは兄弟?

ケラモフ選手は、同じくアゼルバイジャン出身であるトフィック・ムサエフ選手とは兄弟ではないかという噂があります。

しかしながら、ケラモフ選手とムサエフ選手は出身国が同じというだけで血縁の関係は無いそうです。

ところが、二人は親友同士で兄弟のように仲が良いらしく、よくツーショットで写っている写真がネット上に多くみられました。

ケラモフのSNS

ケラモフ選手はSNSを多用しており、数多くの投稿を行っています。

やはり現在の格闘家もSNSを多用し、情報発信は欠かせない時代に入っていることがよくわかります。

では、ケラモフ選手はどのような投稿をしているのでしょうか。

Twitter


ケラモフ選手は現在、ツイッターで多くの投稿をしています。

フォロワー数は8100人です。

ツイッターでは、かつての自分の動画らしきものも投稿。


さらに謎のトレーニングをしている様子も投稿。


SNSを活用し、情報発信を怠っておりません。

インスタ

 

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ケラモフ選手はツイッター以外にもインスタグラムにもアカウントがあります。

インスタは完全に趣味用なのか、レジャーを楽しんでいるところをアップしていました。

 

 

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他にも友人と戯れている写真などが多く投稿されています。

 

 

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ちなみにインスタグラムの方は、フォロワーは8万人以上もいます!

どうやら、彼の本国アゼルバイジャンや日本以外の海外に向けてはインスタを、日本向けにはツイッターを活用しているみたいですね。

まとめ

今回は、現在RIZINで活躍しているヴガール・ケラモフ選手について様々な情報を調査しました。

ケラモフ選手はアゼルバイジャン出身の31歳で、その甘いマスクが印象的な格闘家ですが、なんと現在RIZINでは黒星は反則負けの一つのみで、それ以外を除いてはほぼ連戦連勝をしているほぼ無敵の戦士となっています。

また、2023年7月にさいたまスーパーアリーナで開かれた大会では、朝倉未来選手を1ラウンドでタップアウトに追い込みました。

今後もケラモフ選手の活躍から目が離せませんね!

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