総合格闘技

格闘家はなぜ海外進出する?メリットとアメリカの強豪チームを併せて紹介

どのような競技に於いても、超優秀な選手は海外への挑戦を視野に入れているものだと思います。

 

複数ある選択肢の中から、今まで育ったと土地を離れてまで活躍の場を海外に移し、切磋琢磨する選手たちは数多く存在します。

 

それは格闘家にも同じことが言えるでしょう。

この記事では、なぜ格闘家は海外進出するのかという考察と、海外の強豪チームの紹介をしていきたいと思います。

なぜ海外進出するのか?

海外進出とは?

一概に海外進出するといっても色々なパターンが存在します。

まず初めに、どのようなCASEがあるのかまとめてみましょう。

一つ目は、海外団体を闘いの場と決めて所属し、それに伴って海外へ活動を移すCASEですね。

海外ではUFCやBellatorといった、MMAの人気が高いアメリカの団体や、アジア圏ではONEという団体が有名所でしょうか。

ここ最近の事例でいうと、平良 達郎選手が念願のUFCとの契約を目標に、マネジメント会社と契約。夢への第一歩を踏み出しました。

UFCでの活躍を目標に、拠点を海外に移す準備を現在進行させています。

2つ目は、練習環境は海外に移し、武者修行をするCASEですね。

この最近の事例は平本 蓮選手がしばらくの間、海外で練習をしていました。

そこで一つ疑問が生じます。

果たして海外で練習すると強くなれるのでしょうか

 

海外へ行けば強くなれる?

一般的な感覚として「海外に行けば強くなれる!」というイメージは多少なりあるのではないでしょうか?

これに関しては、そういう意見があっても良い。というのが結論な気がします。

実際、アメリカといったMMAが盛んな国では、打撃、レスリング、フィジカルといった、全ての練習環境が一つのジムで網羅されているという大きなメリットがあります。

堀口選手は、日本を離れたくない思いはありつつも、上記メリットから自分はアメリカに行かなくてはならない!と決心したらしいです。

反面、日本に居続けると強くなれないの?となりますが答えはNoと思います。

ロジックとしておかしいかもしれませんが、海外に行ってみんな強くなるのであれば、おそらく全員海外に練習しに行くはずと考えます。

やはり日本でしか得られない強さというものは必ずあるはずです。

前述した堀口選手は、「海外はテクニック、日本はメンタルを鍛えることができる。」と述べていましたが、これには強く賛同します。

武士道精神というやつですね。

 

海外に求めるものは?

海外へ求めるものは、2点あると考えます。

一点目は「名声」です。

海外の大きな団体ほど強く有名な格闘家が所属しています。

その強敵たちを倒すことで、自分の名前を世界に轟かせることができます

それこと格闘家として目指す理想でしょう。

2点目は「」です。

同じく海外の大きな団体ほどファイトマネー、報酬額が大きくなります。

格闘家も商売ですので、稼ぐことを重視することも大事です。

つまらない印象を持ってしまいますが、極論、国内でしっかり人気を出し、儲けることができているのであれば、海外へ挑戦することはリスクの塊なので、敬遠する気持ちも理解できますね。

それでも挑もうと邁進し続けるという点が、一般人との大きな違いなのでしょうか・・・

海外の強豪チームと言えば?

最近では日本でもMMAの人気は高く、優秀な選手が国内外問わず活躍しています。

そんな日本の格闘家たちが目指すべき、また打倒すべきライバルたちを輩出している海外チームを紹介したいと思います。

 

ATT

総合格闘技の名門アメリカントップチームです。

堀口 恭司選手が所属しているため、日本でも知名度が高いのでは無いでしょうか?

堀口選手のセコンドもしているマイク・ブラウン氏は周囲から賞賛されるほどのコーチングスキルを持っています。

朝倉 海戦でマイク・ブラウン氏が組んだ作戦を冷静に実行する堀口選手の構図にはプロフェッショナルを感じましたね。

 

AKA

アメリカンキックボクシングアカデミーという名前通り、元々はキックボクシングのジムだったようですが、1997年よりMMAのジムとなっています。

このジムの有名選手といえば、無敗のUFC王者ハビブ・ブルマゴメドフ選手です。

その他にもダニエル・コーミエ選手ケイン・ヴェラスケス選手といったUFC王者を輩出しています。

昨今の海外勢との繋がり

コロナも中々落ち着きを見せず、まだまだ海外渡航のハードルが下げられない現状があります。

これは格闘技という興行にかなりの影響を与えている状況でしょう。

コロナが与えた影響や、どのように格闘技という興行が付き合っていくことになるのか考察してみたいと思います。

 

コロナ禍における日本の格闘技

日本への入国制限があるため、日本人vs海外勢の構図は中々見ていない状況が続いていますね。

こんな状況で起きた現象は、ベテラン勢の復帰です。

金原 正德選手といった、一戦を退けかけた選手たちが新世代の選手たちと試合をするシーンをここ最近は見かけることが多かったように思います。

上記のような試合も観ていて楽しいですが、やはり海外の強豪に立ち向かう日本格闘家という試合も観たいですよね!

 

それでも観たい!海外勢との試合!

こんな状況でいかにして、海外勢との試合を組むのでしょうか?

現在の最適解と思われるのが、海外へ乗り込んでいく構図ですね。

最近では堀口選手がbellatorへ挑むことが決まっており、バンタム級トーナメントでの活躍が期待されています。

さらにサトシ・ソウザ選手はbellatorの王座挑戦の示唆、朝倉 未来選手もbellatorとの対抗戦について話しています。

こんな状況でもファンの方が盛り上がるために、最善を尽くしてくれる選手たちを全力で応援していきたいですね。

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