ボクシング

山中慎介の左ストレートの強さの秘密は?KO率やダウン奪取率がヤバかった!

神の左と賞賛され、強豪を1発でリングに沈めてきた山中慎介さん。惜しまれつつも2018年に引退しました。

山中慎介さんの左ストレートの強さの秘密、気になりますよね?

その左ストレートを相手はなぜ避けられないのか?

KO率やダウン奪取率はどれくらいなのか?

 

今日は山中慎介さんの強さの秘密について深堀りしていきます。

まずは山中慎介さんの簡単な経歴、プロフィールからご紹介します!

山中慎介のwiki的プロフィール!

山中慎介のWiki的プロフィール!

名前:山中 慎介(やまなか しんすけ)

出身地:滋賀県湖南市

誕生日:1982年10月11日

身長:170cm

体重:53Kg

血液型:B型

ボクシングスタイル:サウスポー

山中慎介さんがボクシングを始めたきっかけは辰吉丈一郎選手がWBC世界バンタム級王座に返り咲いた試合(シリモンコン・ナコントンパークビューに7回TKO勝ち)をテレビで観戦し、感動を覚えてボクシングを始めました。

 

南京都高校(現在の京都廣学館高校)に進学しアマチュアのリングに上がるようになりました。高校3年のときにはインターハイで準優勝、そして国体では優勝するなど目立った成績を残して専修大学に進学します。

 

しかし、大学時代は全国大会にエントリーすらしておらず、無冠のまま終わりました。高校、大学を通じてのアマチュア戦績は47戦34勝(10KO)13敗でした。
大学時代は目立つような選手ではなかったんですね。

 

ただ後に世界王者を獲得する山中慎介さんは違います!!

 

<これでボクシングをやめたら絶対に後悔する>

 

という強い思いで、プロとして勝負することを決めました。
以下、プロデビューからの戦績を簡単にまとめました!

 

  • 2006年 プロデビュー⇒判定勝ち
  • 2010年 日本バンダム級チャンピオンとなる
  • 2011年 世界バンダム級チャンピオンとなる
  • 2012年~2017年 世界王者を12度防衛
  • 2018年 現役引退
  • プロでの生涯成績は31戦27勝2敗2分

2戦目以降は引き分けや、後に4連勝はしたものの判定勝ちが続いてあまり目立った活躍が見られませんでした。

しかし、2009年の12戦目の相手、上谷雄太(井岡ジム)戦を、左ストレートで1回TKO勝ちで飾るとここから快進撃が始まります!

その後も次々と相手をKOで沈め、チャンピオンロードを駆け上がります。

そして世界王者として5年9カ月の間に12度の防衛を果たしましたが、具志堅用高さんが持つ13度の防衛記録には惜しくもあと一歩届かず現役を引退することになりました。

山中慎介の左ストレートの強さの秘密は?

山中慎介さんのキャリアのほとんどの勝利が左ストレートでの決着です。なぜ、それほどまでに山中慎介さんは破壊力のある左ストレートを打てるのでしょうか。

 

後に本人がインタビューでこのように語っています。

左構えにチェンジして、すぐに左ストレートが僕の武器になりました。早い段階で、しっかりしたストレートが打てたんです。これが自分の一番の武器やなって実感しましたね。
引用:https://www.kouenirai.com/kakeru/magazine/ma_interview/12156

ボクシングを始めた当初はオーソドックススタイル(正統派の右構え)でした。左でジャブをうち、右で相手を倒すというスタイルです。
それを高校生時代に顧問の先生からサウスポーの方が少し有利という理由でサウスポーに変えたそうです。

器用な左だからこそ、的確にいいタイミングでパンチを打てて、これでサウスポーでいける!と実感したそうです。

 

ストレートパンチがジャブになり、ジャブを打っていた左がストレートになる。ジャブもストレートもどちらも威力があるから強いわけです。

元々のパンチ力に加え、基本を忠実にこなし、精度と威力を高めサウスポーをモノにしたからこそ得た山中慎介さんの神の左!

例えるなら大砲を2つ持っている訳ですから強いですよね。

 

パンチ力はどれくらいあったか、過去にこんなことがありました。
スパーリングでフルフェイスのヘッドギアをしていたのに相手の鼻が折れたそうです。
その練習相手はなんと、元WBC世界フライ級王者の内藤大助さんです。

内藤さん曰く、「顔の前でパンチが伸びてくる!パンチが大きく見えた!あんなパンチは、最初で最後。世界ではもっと上がいるかもしれないが、ナンバーワン」とのことです!

 

さらに

  • 徹底的に走りこむことでの下半身の強化
  • 試合日から逆算しての減量プラン
  • 対戦相手の研究
  • メンタル面の強化
  • 常に冷静さを保ち続ける精神力
  • ペース、距離を支配する技術の高さ
  • 詰将棋のように先を計算して試合を進める頭脳

これらがすべて揃って、唯一無二の神のなるのです。

山中慎介の左ストレートはなぜ避けられないのか?

相手選手にしてみれば最も警戒すべき左ストレートをなぜ避けられないのでしょうか?

 

スパーリングで何度も手合わせしたことがあるジムメイトが次のように語っています。

「(山中の左は)タイミングが掴めないんです。こちらが出ていくとカウンターで合わせられるし、出ていかないと踏み込んで打ち込まれる。角度も様々なうえ、顔面かボディ、どちらに来るのかも読めないんです」
引用:https://news.livedoor.com/article/detail/10018775/

実際に6度目の防衛戦のシュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)戦のように左ボディストレートでダウンを奪った試合もあります。

パンチを打ち出すタイミングや軌道にも山中慎介さん特有のものがあるということなのでしょう。

 

またボクシングの基礎であるジャブを打つ時に、小手先ではなく、腕を使って真っ直ぐ繰り出されるパンチは相手に距離感を失わせます。

磨きをかけたジャブからの左ストレート、相手が避けられないのには、ここに秘密がありました。

山中慎介の左ストレートのKO率、ダウン奪取率はどれくらい?

そんな山中慎介さんの、KO率・ダウン奪取率はどれくらいだったのでしょうか?

 

プロでの生涯成績は31戦27勝2敗2分、そのうちKOでの勝利は19KOで、KO率はなんと60%以上です。

 

続いてダウン奪取率はどうでしょうか?

世界戦に限ってみると合計30回のダウンを奪っています。(試合数15)
これを世界王者13回防衛記録を持つ具志堅用高さんと比べてみます。
具志堅用高さんは世界戦で奪ったダウンの合計数は21回でした。(試合数15)

具志堅用高さんダウン奪取率=1.4
山中慎介さんダウン奪取率=2.0

なんと1試合平均で2回はダウンを奪っています!

山中慎介さんが世界戦で奪った30回というダウン数と2.0というダウン奪取率は具志堅用高さんを遥かに上回ります。

データからみても神の左の凄さがわかります!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。