年末といえば格闘技ですね!
ここ数年はRIZINを中心に日本の格闘技が流行っています。
RIZINも過去のPRIDEやK-1と同じように、年末は格闘技のシーズンピークと位置付けて毎年試合を開催しています。
その中で、2019年はアメリカのメジャー総合格闘技団体であるBellator MMAと協力して、日本で初のBellator MMAのイベントを年末に開催しました。
これによって、日本人選手がよりアメリカで試合をするチャンスが生まれました。
事実、バンタム級の堀口恭司選手はこのチャンスを使って見事にBellator MMAのタイトルマッチを制して、RIZINとBellator MMAの二冠王者となりました。
一方、日本の中心選手の1人、朝倉未来選手もBellator MMAのフェザー級での活躍が期待されます。
堀口恭司選手のようにタイトルマッチに挑戦してほしいわけですが、現在のBellator MMAのチャンピオンは、パトリシオ・ピットブルという人。
というわけで今回は、日本人にあまり馴染みのない、このパトリシオ・ピットブル選手について解説して行きます。
もしも朝倉未来選手との対戦が実現したら勝てるのか!?そこまでしっかり解説するのでお楽しみください!
目次
パトリシオ・ピットブルのwiki的プロフィール!
パトリシオ・ピットブルのWiki的プロフィール!
名前:パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ
出身地:ブラジル
誕生日:1987年7月7日
身長:165cm
血液型:不明
所属:シュートボクセアカデミー
趣味やその人の特徴等:既婚者であり、2人の男の子の父親
パトリシオ・ピットブル選手は10歳の頃から柔術をはじめ、16歳で総合格闘技デビューをしました。
現在は33歳であることから、人生の半分は総合格闘家として生きていることになります。
経験も実績も十分な選手です。
パトリシオ・ピットブルの経歴は!?どんな選手なの?
パトリシオ・ピットブル選手はブラジル出身で、格闘技経験はムエタイ、ブラジリアン柔術、空手と多彩です。
これだけの経歴を見ても、すでに立ち技と寝技の経験が豊富そうなことが伺えます。
しかも所属はシュートボクセアカデミーという名門のジムに所属しています。ここは、かつてPRIDEで絶対王者として君臨していたヴァンダレイ・シウバ率いるジムです。
実際の試合でもアグレッシブな撃ち合いが多いのは、こういったジムの特色が1つ現れているのかもしれません。
パトリシオ・ピットブルの戦績は?どんな選手なの?
パトリシオ・ピットブル選手の戦績は、34戦30勝4敗です。
プロデビュー初期は、ブラジリアン柔術の経験を活かした寝技主体の選手でしたが、Bellator MMAに出場するようになると打撃のスキルもどんどん上げて行きました。
実はパトリシオ・ピットブル選手は、現在フェザー級のチャンピオンでありますが、同時にライト級のチャンピオンでもあります。
これまでフェザー級中心にキャリアを積んできたのですが、2019年に突如ライト級タイトルマッチのチャンスをつかむと、そのチャンスを上手く自分のものにしてKO勝利してしまうほどの実力者です。
身長は165cmというフェザー級でも小柄な体格なのですが、それよりひとつ上のライト級でKO勝利してしまうほどのパワーとタフさを持つ選手は、強豪と言って間違いないでしょう。
また、パトリシオ・ピットブル選手は堀口恭司選手のように足を広くとったスタンスで構えています。そこから相手の攻撃に合わせてカウンターの右ストレートを当てるのが得意です。
打撃も強く、寝技も得意なパトリシオ・ピットブル選手は、まさに難攻不落と言っていいでしょう。
パトリシオ・ピットブルの今後は?朝倉未来選手と対戦はありえる?
なんと言っても朝倉未来選手との対戦が実現しないか、RIZINファンとしては楽しみですね!
そんな中、パトリシオ・ピットブル選手は現在Bellator MMAのフェザー級トーナメントに出場しています。
これはBellator MMAのフェザー級戦線を棚卸しするような豪華メンバーで行われています。
メンバーの1人に、かつてバンタム級で堀口恭司選手と戦ったダリオン・コールドウェル選手も出場しているトーナメントです。
そのため、このトーナメントが終わるまでは朝倉未来選手との対戦の実現は難しいでしょう。
理想は、パトリシオ・ピットブル選手がこのトーナメントを制した上で対戦が実現してほしいですね!
しかし、もし対戦が実現した場合には、パトリシオ・ピットブル選手の右ストレートを朝倉未来選手がどう対応するのかが見所です。
おそらく、お互いカウンターが得意なためかなり高度なフェイントのかけあいになることが想定されるので、勝負を決める決定打はほんの一瞬、一発のパンチで決まるでしょう。
実際に試合を見る際には瞬きもしてる暇もないかもしれません。
堀口恭司選手に続いて、日本人選手、日本人アスリートが世界で活躍する日が待ち遠しいですね!