総合格闘技

堀口恭司選手の今後はBellatorベルト奪還?どこを目指している?

「史上最強のMade In Japan」こと堀口恭司選手。

大晦日の興奮がつい先日かと思うほどの鮮烈な復帰戦を遂げましたね。

そんな堀口選手の今後について、推測と解説をしてきたいと思います。

堀口選手の経歴

今後の話をする前に、堀口選手のこれまでの経歴を紹介したいと思います。

幼少時代

堀口選手は5歳のころから伝統派空手を始めたそうです。

中学の頃に「空手道 一期倶楽部」へ入門し、この道場で知り合った二瓶さんやそのご家族、道場に関わる人たちとの繋がりが、後々堀口選手がUFCからRIZINに移籍する原動力にもなっています。

また自身でも、空手で学び、培った技術がMMAに活きている。とご自身が発言しているほど、堀口選手の根幹とも言える強さなのでしょう。

堀口選手は高校でも空手部へ所属し、県大会で優勝を果たしているそうです。

 

MMAへの転向

高校在学中にPRIDE、K-1を観て山本”KID”徳郁選手に憧れて、卒業と同時に空手からMMAへ転向。

憧れのKID選手が運営する「KRAZY BEE」に入門し、内弟子となります。

その後アマチュア修斗で優勝を果たすと、そのままプロデビュー。

デビュー戦を白星で飾ると勢いそのまま、新人王、MVPを獲得します。

日本のMMAで実績を積んだ堀口選手は2013年にUFCと契約し、拠点をアメリカへ、所属もATT(American Top Team)へ移すことになります。

UFCではタイトルマッチに挑戦するも惜敗・・・しかしフライ級ランク3位にその名を並べます。

その後、戦場をRIZINへ移し、この年末、自身のケガを理由に返上していたベルトを奪還し、再びバンタム級チャンピオンに返り咲いています。

バンタム級ジャパンGP優勝者とのタイトルマッチか?

現在、日本MMA界のバンタム級は戦国時代状態です。

名のある選手たちが、堀口選手のクビを狙っている状態・・・は言い過ぎにしても、どの選手も闘いたい選手を聴かれると堀口選手の名を口にしています。

現在進行形で行われているRIZINバンタム級ジャパンGPの優勝者には、明言されていないですが、堀口選手への挑戦権が与えられるのではないでしょうか。

ここで、GP優勝候補の選手を紹介してみたいと思います。

 

朝倉 海選手

大本命でしょう。

一度堀口選手に勝利しているのもありますが、前回の敗北はおそらく本人的に不完全燃焼な部分があり、フラストレーションがかなりたまっていると思われます。

その思いを3回目の決戦にて爆発させる準備を、トーナメントを通じ、着々と進めていくことだろうと推測します。

3回目の対戦は・・・考えるだけでワクワクしますね。

ただ、堀口選手的にはあまり乗り気では無い様子で、「3回目ってどうなんすか?盛り上がります?」と答えていので、本人的には大晦日に実力差を見せつけれたと確信しているのだと思います。

この表明への海選手の返しもカッコイイんですよ・・・

「そう言われる自分が悪いんで。受けてもらえる状況まで自分で作っていくしかない。」

「引きずりだそうかなと。」

今回のGPは、まさしく受けてもらえる状況を作るのに最適な場ですね。

 

井上 直樹選手

個人的には、優勝最有力候補と思っています。

かなり凄い経歴かつ堀口選手との共通点が多いのも推しポイントです。

空手をバックボーンに持つファイティングスタイルで総合格闘技にてプロデビュー・・・その後UFCへ・・・これ冒頭で書いた記憶がありますね?

さらに凄いのが、2014年にデビューしてから2018年まで負けなし、UFCデビューも日本最年少となる19歳でするという経歴の持ち主です。

持ち味としてはその総合力の高さでしょう。

UFC凱旋対決もぜひ見てみたいですね。

Bellatorベルト奪還 真の再スタートライン

堀口選手もまず実行したい目標と明言しています。

経歴でも少し触れた、自身のケガに伴い返上したベルトは二つあり、一つがRIZIN、もう一つがBellatorのベルトとなります。

RIZINのベルトは取り返しているので、このままBellatorのベルトを取り返して欲しいですね。

 

Bellator バンタム級チャンピオン セルジオ・ペティス選手

堀口選手がベルトを返還し、空位となったチャンピオンの座を獲得していたフアン・アーチュレッタ選手を下し、新たにセルジオ・ペティス選手がBellatorバンタム級チャンピオンとなっています。

勝利後のインタビューでは、勿論堀口選手について言及しており、堀口選手とのタイトルマッチ実現へアピールしています。

ただ、やはり昨今のコロナ感染症が最大のハードルとなっており、直近の実現は厳しそうな雰囲気を感じます。

セルジオ・ペティス選手はRFA元チャンピオンで、元UFCライト級王者 アンソニー・ペティス選手の弟で、本人もUFCで闘った実績の持ち主です。

幼少からテコンドーを始めており、立ち技は鋭く、ブラジリアン柔術の経験もありサブミッションもこなせるという選手です。

強敵ですが、堀口選手にはぜひ挑戦して欲しいです。

堀口選手の更なる挑戦

やはり気になるのは、再スタートラインに到達した堀口選手が、何を目標とするのかですよね。

周囲の人たちが喜ぶ、自分の挑戦する姿を見せることで日本が盛り上がることをモチベーションにしている堀口選手が、攻める姿勢を崩すとは考えられません。

堀口選手の今後の展望を推測してみたいと思います。

 

ONEへの挑戦

Bellatorのベルト返還を成し遂げた後は、やはり自身の記録である「2団体ベルト戴冠」を更新し「3団体ベルト戴冠」を達成して欲しいと思いますよね。

榊原委員長が過去に話している通り、堀口選手のOENへの挑戦は全然あり得る話だと見ています。

現ONE世界フライ級級チャンピオン デメトリアス・ジョンソンや 同じくバンタム級チャンピオン ビビアーノ・フェルナンデスへの挑戦は、決して容易なものでは無いですが、いつか掴み取って欲しいですね。

 

UFCの頂へ・・・

これは一ファンとして、いつか達成して欲しいという願望が全面に出ています。

UFCでのタイトルマッチが惜敗だった分、もう一度チャレンジして欲しいという気持ちが出てしまいますね。

普通なら無理でしょ・・・となりそうですが、堀口選手ならやってのける気がしてまうのが不思議ですよね。

そこが堀口選手の最大の魅力なんだと強く感じます。

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