キックボクシング

江畑秀範がRIZIN初参戦!テコンドーのエースの試合は華麗な足技でKO勝利?

皆さんは、テコンドー選手江畑秀範をご存じでしょうか?

 

テコンドー界においては知らぬ人はいない重量級のエースですが、

昨年テレビなどで大きく報じられた、テコンドー協会の問題で、当時協会会長 だった金原氏を告発し、選手の代表として矢面に立っていた選手と言った方が、一般的にはわかりやすいかもしれません。

 

そんな江畑選手が、11月21日に大阪城ホールで開催される『RIZIN.25』にキックボクシングで初参戦が決まり、話題となっています。

 

なぜRIZINに出ようと思ったのか、テコンドーとキックボクシングの足蹴りの違い、デビュー戦はどうなるのかなど深堀していきたいと思います!

江畑秀範のwiki的プロフィール!

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江畑秀範のWiki的プロフィール!

名前:江畑 秀範(えばた ひでのり)

出身地:大阪府

誕生日:1992年8月8日

身長:198cm

体重:80kg

所属:スチールエンジ

好きな言葉:根性があれば何でもできる

大阪出身なだけに、阪神タイガースの大ファンで、小中学校は、野球に打ち込んでいました。

 

高校は、大阪夕陽丘学園高等学校に進学。

 

テコンドーとの出会いは、高校二年生の時。

高校の近くに、テコンドーの道場があり、体験会に参加したことをきっかけに、テコンドーの道に進んだそうです。

 

高校三年生の時には、単身タイに渡り、武者修行を一人で敢行するなどハードなトレーニングを重ね、わずか二年で全日本選手権でチャンピオンに輝きます。

 

江畑選手には姉がおり、その姉がマネージャーを務めています。

マイナー競技であるため、スポンサーが付きにくく資金繰りが大変なため、姉がクラウドファンディングなどで遠征費を集めるなど、姉弟二人三脚でテコンドーに打ち込んでいます。

 

2011年から今まで、テコンドー80kg級全日本大会9連覇2011年から202014年にインカレ4連覇を果たすなど、日本テコンドー界の不動のトップ選手です。

 

今は、オリンピック出場を目標に練習している傍ら、かねてから興味のあったキックボクシングも始め、197cmの恵まれた長身と、テコンドーで培った足技で、11月21日にキックボクサーとしてデビューします。

テコンドーからキックボクシング転向?!RIZIN参戦の意図は?

オリンピック競技ではあるものの、日本では、まだまだメジャーとはいいがたいテコンドー。

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テコンドーとは韓国発祥の格闘技で、主に足技中心の競技です。競技人口は、世界各国で7000万人を超えています。

流派は、ワールドテコンドー(WTF)と国際テコンドー連盟(ITF)があり、WTFテコンドーは、2000年のシドニーオリンピックより、正式競技となっています。

 

 

日本ではマイナー競技に位置づけられるため、水泳や柔道などのメジャー競技より大きなスポンサーが付きにくく、苦労している選手も大勢いるかとは思います。

それに加え、昨年テコンドー協会の闇が暴かれ、練習環境がますます悪くなってしまったのではないでしょうか?江畑選手もその一人です。

 

 

協会問題で選手の代表として矢面に立っていた江畑選手、オリンピックも出場階級枠に重量級が入らずオリンピック出場の夢が断たれたタイミングでのRIZIN参戦。

 

 

これからは、テコンドー選手を辞め、キックボクサーとしての道を歩むと思いきや、そうではないようです。

 

RIZINの会見で、

「日本を背負ってテコンドーをやっているし、またオリンピックでメダルを取ることも目標としてやっているので、その足技を格闘界の皆さんに見ていただけたら、もっと日本のレベルも上がるとのではという気持ちもある」

「オリンピックの為にここでしっかりと刺激を受けて、試合に臨めたらなという気持ちで、今回は望むことにした」

と、言っていました。

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(一番左が江畑選手)

あくまでもテコンドー選手として、テコンドーの魅力を世間に伝えたい思いがあるようです。

そして、オリンピックを目指す上で、刺激を求めての参戦であることを示唆していました。

 

ただ、RIZINに参戦するにあたっても、

「RIZINで勝っていきたいのはもちろんですし、大晦日で派手なKOで勝つという目標もある。重量級では日本で目立った選手はまだいないのかなという事は感じているので、MMAのルールもいずれは視野に入れて練習して、日本から重量級の選手として臨んでいきたい」

と、総合格闘技への興味も口にしていました。

 

 

テコンドーのトップ選手として、テコンドー界を背負っての今回のRIZIN参戦。

大晦日に出場するためにも、今回の戦いは、デビュー戦ながら負けられない戦いとなるでしょう。

テコンドーとキックボクシング、足蹴りの違いはある?どっちが強い?

テコンドーもキックボクシングも、華麗な足技が印象的な競技ではないでしょうか?

 

江畑選手も、今回の大会でキックルールで戦うわけですが、そもそもテコンドーとキックボクシングの足蹴りの技に、違いはあるのでしょうか?

 

 

大まかにいうと、テコンドーはいかに華麗に見える蹴りを出すことができるか、キックボクシングはいかに威力のある蹴りを出すことができるか、という違いがあります。

 

もう少し詳しく説明すると、

テコンドーは、キックボクシングのように威力を追求したものではなく、見ているものを引き付けるような蹴りを研究された武術なので、蹴りの種類もキックよりも多いです。

ただ、テコンドーにはローキックはありません。回し蹴りの関しては、足の甲で蹴ります。

テコンドーをしている人の蹴りは、素人では避けることができないほど、素早いというのも特徴です。

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それに対してキックボクシングとはいかに威力のある蹴りを出すことができるかを考えて作られたものなので、一撃一撃が重く、相手が吹き飛ぶ場合もあるほど威力がすごいです。

テコンドーと違い、蹴りが早いわけではないのでガードすることもできますが、素人はガードをしても意味のないくらい威力があるという事です。

テコンドーにはないローキックが、キックボクシングにはあります。回し蹴りに関しては、足のすねで蹴ります。

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それでは一体どちらが強いのでしょうか?

 

そもそもテコンドーは武道、キックボクシングは格闘技なので考え方や練習方法が全く違う競技、どちらが強いか確定するのは難しいと思います。

 

強いて言うならば、スピードではテコンドー威力ではキックボクシングが強いと言えるのではないでしょうか。

 

同じ足蹴りとは言え、調べてみると結構違うのですね。

江畑選手が、テコンドーで培った足技がRIZINの舞台でどこまで通用するのか見ものですね!

江畑選手のデビュー戦はどうなる?相手は強い?!

江畑選手のデビュー戦は、いったいどのような展開になるのでしょうか?

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江畑選手は、身長198cm、体重80kg。

かなり破格の体格をしています。運動能力はもちろんの事、適応能力も高い選手です。

 

ただ今回は、RIZINが舞台。テコンドーでは負けなしの江畑選手も、キックボクシングとしての実力はどうか、その適性が問われます。

 

 

対戦相手は、岡山の拳之会に所属する佐野勇海選手、20歳。

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アマチュアとして経験は積んでいますが、プロとしては、江畑選手と同じく今回がデビュー戦となります。

佐野選手は、突進力とパンチ力に定評があり、今年3月には、あのピーターアーツの愛息マルシアーノ・アーツと戦い3ラウンドKO勝利している期待の新鋭です。

 

 

江畑選手としては、長い脚を利用しての蹴りを生かして戦いたいところ。

その為には、しっかりと相手との距離を確保することが大切。佐野選手に踏み込ませることなく、テコンドーで培った早くて重い蹴りを連射していかないといけません。

 

対して佐野選手は、接近戦を狙ってくることが予測されます。インファイトに持ち込めば、得意のパンチで十分勝機が見いだせます。

 

 

江畑選手は、テコンドーの試合を見ていると、ラウンドが進むとキレがなくなってくる傾向にあるので、KOできる蹴りの威力も弱まってしまう。

その為、早い段階で回し蹴りなどの蹴りを叩き込んで、1RでKO勝ちしないと、相手に取られる可能性は十分にあります。

 

 

 

ただ、やはりテコンドー界のエース、相手の土俵とはいえ、華麗な足技でKO勝ちできるのではないかと、巷では8-2で江畑勝利と予想されています。

 

ここで、テコンドーの真の実力を世間に知らしめ、キックボクサーとしても十分通用することを証明するためにも、大事な一戦になることは間違いないでしょう。

 

 

今回の戦いに勝って、次の大晦日の試合、更には、テコンドーでオリンピック出場へと活躍していってくれることをとても期待しています!

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