ボクシング

中谷潤人の強さやボクシングの戦績は?今後の試合はどうなる?

昨年11月、ボクシングで新たに日本人世界王者が誕生していたのをご存じでしょうか。

 

WBO世界フライ級王者の中谷潤人(なかたに じゅんと)選手です。

 

元号が令和に変わってからの初の日本人世界王者であり、三重県出身のプロボクサーとしても初の世界王者となります。

 

現在プロ21戦のキャリアを誇っていますが、まだ23歳と若く、今後を期待されている選手です。

 

今回は中谷潤人選手について掘り下げていきたいと思います。

中谷潤人のwiki的プロフィール!

中谷潤人KO劇!初世界挑戦で奪取 2度の延期耐え - ボクシング : 日刊スポーツ

出典:日刊スポーツ

中谷潤人のWiki的プロフィール!

名前:中谷 潤人(なかたに じゅんと)

出身地:三重県東員町

誕生日:1998年1月2日

身長:171cm

血液型:O型

所属:M.Tボクシングジム

趣味:海釣り、卓球、バスケットボール

中谷選手は小学3年生の頃から極真空手を習っていました。しかし、当時は体が小さく、全く勝つことができませんでした。

 

小学6年生の時に勧められたことがきっかけに、自身もテレビ中継を見て興味を持ったことからボクシングに転向することを決意します。中学1年生の時に三重県桑名市のKOZOジムに入門し本格的にボクシングを始めました。

 

中学生時代は、2年時と3年時に40キロ級でU-15大会(15歳以下による全国大会)で連覇を果たしています。

 

空手では全く芽が出ませんでしたが、ボクシングに転向したとたん才能が開花したようです。極真空手とは全くルールの違うボクシングを始めて1,2年足らずで全国制覇してしまうとは、類まれなるセンスの持ち主であることがうかがえます。

中谷潤人の戦績は?そしてその強さは?

こちらが中谷潤人選手の戦績です!
プロ戦績:21戦21勝0敗0分(16KO)

 

日付 勝敗 内容 対戦相手 備考
1 2015年
4月26日
勝利 TKO 糸賀純一 プロデビュー戦
2 2015年
7月17日
勝利 TKO 小久保聡
3 2015年
11月22日
勝利 判定
3-0
マグナム西田
4 2016年
1月28日
勝利 TKO 富岡哲也 C級トーナメント決勝戦
5 2016年
4月28日
勝利 TKO ユッタナー・シーサケットパッタナー
6 2016年
7月27日
勝利 TKO 村松崇 2016年東日本フライ級新人王予選
7 2016年
10月4日
勝利 TKO 田中公士 2016年東日本フライ級新人王予選
8 2016年
11月13日
勝利 TKO 山田大輔 2016年東日本フライ級新人王決勝戦
9 2016年
12月23日
勝利 判定
3-0
矢吹正道 全日本フライ級新人王決勝戦
10 2017年
2月19日
勝利 TKO ミンクワン・アールアールナコンパトム
11 2017年
4月16日
勝利 TKO ジョエル・タドゥラン
12 2017年
5月16日
勝利 判定
2-0
工藤優雅 初代日本フライ級ユース王座決定トーナメント準決勝
13 2017年
8月23日
勝利 TKO ユーリ阿久井政悟 初代日本フライ級ユース王座決定トーナメント決勝戦
14 2018年
1月20日
勝利 KO ジェロニル・ボレス
15 2018年
4月15日
勝利 負傷
判定
マリオ・アンドラーデ
16 2018年
7月7日
勝利 KO デクスター・アリメンタ
17 2018年
10月6日
勝利 判定
3-0
小坂駿 2018年度日本フライ級最強挑戦者決定戦
18 2019年
2月2日
勝利 TKO 望月直樹 日本フライ級王座決定戦
19 2019年
6月1日
勝利 KO フィリッピ・ルイス・クエルド
20 2019年
10月5日
勝利 TKO ミラン・メリンド
21 2020年
11月6日
勝利 KO ジーメル・マグラモ WBO世界フライ級王座決定戦

引用:Wikipedia

中谷選手は現在23歳ですがすでに21戦のキャリアを重ねています。2015年のデビュー戦から1年間で3~4試合のハイペースで試合を行っています。試合のダメージを抜いたり減量などの調整が難しいと思われますが、無敗で世界王者まで上り詰めました。

 

ただ多く試合を重ねているだけではなく、現ライトフライ級日本王者の矢吹正道選手や、元世界王者のミラン・メリンド選手などの強豪と対戦し勝利しており、充実したキャリアと言えます。

 

世界王座決定戦で試合をしたジーメル・マグラモ選手も地域タイトルを獲得している実績のある選手でしたが、中谷選手は危なげない内容でKO勝利し見事戴冠しました。

 

中谷潤人の強さは?

中谷選手は身長が171cmあり、フライ級では長身です。体格差の優位性もありますが、戦い方にうまさがあります。長身のため、その分リーチも長く、距離をとって戦うアウトボクシングを得意としています。一方で、接近戦でもコンパクトなコンビネーションを的確にヒットさせる技術があります。

 

イメージと違い、接近戦にも強く、どの距離でも対応してしまうところが中谷選手の強さだと思います。

中谷潤人はアマチュア経験なし?アメリカで練習していたって本当?

中谷選手は現代のプロボクサーでは珍しくアマチュア経験がありません。いわゆるプロ叩き上げと言われるボクサーです。

 

中谷選手にはアマチュア経験がありませんが、実は中学卒業後、ボクシングの練習のために単身アメリカへ渡りました。現地ではトレーナーのルディ・エルナンデス氏から指導を受けていたようです。ルディ・エルナンデス氏は、90年代後半に人気を博した元2階級制覇王者の畑山隆則氏のトレーナーも務めていた実績のある指導者です。

 

日本に帰ってきてからも繰り返しアメリカに行き、世界王者クラスの実力者ともスパーリングを行い腕を磨いていました。アマチュア経験が無くとも23歳にして戦い方の引き出しが豊富なのは、アメリカでの経験がもたらしたものなのではないかと思います。

 

中谷選手の両親は、当初、高校ぐらいは卒業してほしいと考えていたようです。しかし、次第に中谷選手の熱量におされ、一家で全面サポートするようになりました。

 

中学を卒業してすぐ15歳でアメリカへ渡るのは大変な決断だったと思います。そういった行動で表す覚悟と、家族のサポートが世界王座奪取へとつながったのではないでしょうか。

中谷潤人の次戦は?今後はどうなる?

中谷選手の次戦はまだ決まっていませんが、元WBO世界ライトフライ級王者のアンヘル・アコスタ選手が有力です。アコスタ選手は、23戦のうち21勝しており、勝った試合は全てKOという驚異のハードパンチャーです。実現に至れば非常に楽しみな試合になります。

 

中谷選手は171cmの身長がありながらもフライ級という軽量級で戦っています。体格的には5階級上のスーパーフェザー級あたりまで通用するのではないかと思います。年齢を重ねるにつれて減量が厳しくなるのは間違いなく、近い将来階級を上げることは想像に難くありません。

 

順調にスーパーフェザー級まで階級アップを重ねていった場合、日本人初の6階級制覇も見えてきます。まだ23歳と若く、可能性を秘めた中谷選手の活躍を今後も期待したいです。

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