日本国内ではRIZINを中心に格闘技がブームになってきてますね!
併せて、AbemaTVを中心に観ることのできるK-1も根強い人気です。しかも格闘チャンネル自体がありますので、格闘技の時代は確実に来ていると言えます。
AbemaTVの格闘チャンネルを見ていると、その中でONE Championshipというイベントが多いことにお気づきでしたでしょうか?
特に格闘技を最近見始めたと言う初心者の方からすると、ONE Championshipってなんだ?状態ですよね。
ですので、今回のこの記事では主に格闘技初心者に向けて、ONE Championshipがどのようなイベントで、格闘技の世界ではどのような位置付けなのかを分かりやすく解説していきます!
この記事を読めば、日本人選手が海外で活躍する新たなルートを知ることができます!ぜひ楽しんでいってください!
目次
ONE Championshipとは?

ONE Championshipは、格闘技団体の中でもかなり新しい団体です。2011年より活動を開始しています。
シンガポールを拠点として展開しており、開始当初より東南アジアやアジア圏を中心に選手を集め開催してきました。
現在ではUFCの元チャンピオンなどアメリカの強豪もどんどん参加してきており、確実にUFCと並んで世界トップクラスの団体と言うことができます。
ただ、UFCのようにPPVと絡めて事業の収益を行っているわけではないようで、ファイトマネーは他の団体のように高額ではあるものの、UFCほどではないと言えそうです。
また、ONE Championshipの注目ポイントとしては、東南アジアやアジア圏の選手が多い。ということが言えます。
これはどういうことかと言うと、UFCやBellatorでは北米や南米、欧米人が中心となっていて、アジア人はなかなか試合にありつけず、勝ち進んでもタイトルマッチを中々組んでもらえない傾向があります。
その中で、UFCのようなレベルとファイトマネーを目指しているONE Championshipは、選手たちからすると将来のキャリア設計を考える上では重要な選択肢のひとつと言えます。
他の総合格闘技団体とどう違うの?
ONE ChampionshipがRIZINやUFCなど他の団体とどう違うのか?というと、独自の計量ルールを設けており、水抜きを禁止している。という点で大きな違いがあると言えます。
いわゆる減量と言われる準備期間の中で、選手たちは「水抜き」ということを行います。これは、体の水分補給を行わず、ひたすら汗をかいたりして体から水分を抜いて体重を落とすというものです。
これによって、選手によっては10kgから20kgほど通常体重から落とすことがあります。
もちろん、体への負担は大きく、競技者として長く続けられない理由の1つにはこのような水抜きも考えられています。
併せて、リカバリによって実際の試合開始時点で、計量から10kg以上体重が戻っている選手も多く、競技としての階級の定義があやふやになることを嫌い、ONE Championshipでは水抜きを禁止しています。
そのため、選手たちは試合までの一定の期間、薬物チェックも含めた尿検査を定期的に行い、水抜きを行っていないか?というチェックもされます。水抜きを行っていた場合、尿酸値の数値で判断できるそうです。
ONE Championshipの強さとは?
ONE Championshipの強さは間違いなく世界トップクラスの水準と言えるでしょう。
東南アジアやアジア圏の人を中心に選手が集まっていても、UFCのトップ選手がONE Championshipに流れ込んできて活躍しています。
もちろん、実力のあるUFCなどの実力者にアジアの選手たちは負けてしまうことも多いですが、それに比例して選手全体のレベルはどんどん上がってきています。
近い将来、アジア人が勝ち上がり各階級のチャンピオンに名を連ね、UFCへ挑戦していく日が来るはずです。
今後のONE Championshipの注目ポイント

今後のONE Championshipの注目ポイントは、なんと言っても日本人選手の活躍と言えます。
女子はAbemaTVの格闘代理戦争で活躍した平田樹選手が次のタイトルマッチに有力ですし、男子はストロー級の元チャンピオン同士の猿田洋介選手や内藤のびた選手がチャンピオンにどのように挑むのか見ものです。
また、ライト級はあの青木真也選手が今後どのようにトップ戦線に食い込んでいくのかも楽しみの一つと言えます。
一方で、現在のフライ級チャンピオンは、RIZINの堀口恭司選手とUFCでタイトルマッチを行ったデメトリアス・ジョンソン選手です。
無敗続きのデメトリアス・ジョンソン選手を誰が倒すのか?その戦線に日本人選手がどのように食い込んでいくのか、今後のONE Championshipの楽しみが絶えません!
