毎年大晦日に放送されている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』に出演していて、ビンタの人!というイメージが強い強面のプロレスラーと言えば、蝶野正洋選手です。
現在は第一線は退きましたが、黒のカリスマと呼ばれ、日本だけでなくセカイノチョーノとしても大活躍した選手です。
そんな蝶野選手のビンタの強さはどれくらい?これまでビンタをした有名人は?逆ビンタされたって、どういうこと?年末の風物詩のビンタ執行人を深堀りしていきます。
まずは蝶野選手の経歴とプロフィールからどうぞ!
目次
蝶野正洋のwiki的プロフィール!
蝶野正洋のWiki的プロフィール!
名前:蝶野 正洋(ちょうの まさひろ)
出身地:アメリカ合衆国ワシントン州シアトル生まれ
東京都渋谷区三鷹市育ち
誕生日:1963年9月17日
身長:186cm
体重:108Kg
血液型:O型
趣味: サッカー観戦 麻雀 クルマ
大手製紙会社の会社員であった父親の仕事の関係で、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルで生まれ、2歳頃に日本に帰国し、東京都渋谷区三鷹市で育ちました。
1984年4月に新日本プロレス入門し、同年10月に埼玉県で行われた興行でデビューをしました。デビュー戦の相手は、同じくデビュー戦となった武藤敬司選手です。
その武藤選手、そして橋本真也選手も同期入門で、三人は闘魂三銃士と呼ばれました。
毎年、新日本プロレスが8月に開催する『G1クライマックス』の初代チャンピオンで、最多優勝回数&2年連続優勝という輝かしい実績を持ち、G1男とも呼ばれました。
しかし、IWGPヘビー級王座のベルトには中々手が届かず、その不満から1994年にヒールに転向しました。それまで白を基調としたコスチュームでしたが、黒一色へと変わりました。その直後はまともに試合を組み立てようともしなくなり、タッグパートナーや対戦相手から不満が続出でした。
このようにヒールターンの当初は一匹狼でしたが、ヒロ斎藤、天山広吉を勧誘して『狼軍団』を結成。やがてアメリカのプロレス団体『WCW』で『nWo』がブームとなると、その日本支部として『nWoジャパン』のリーダーとなり、新日本のリング上を席巻しました。
その後、悪の象徴とも言えるグレート・ムタ(後に武藤敬司として継続参戦)までもnWoジャパン入りを果たし、一大勢力となりました。この『nWoジャパン』は一世を風靡し、社会現象となるほどの人気を誇りました。
・1998年8月8日、大阪ドームで藤波辰爾選手を破り、8回目の挑戦にしてよやく念願のIWGPヘビー級王座を初戴冠。
・1999年、AKIRA選手、ドン・フライ選手、スコット・ノートン選手らと共にTEAM 2000を結成。
・2002年、武藤選手、橋本選手、そして小島聡選手や長州力選手、佐々木健介選手らが会社への不満などから大量離脱すると、アントニオ猪木の決断で蝶野選手は新日の現場責任者に就任。
・2010年、新日を退団しフリーとなる。2014年の試合を最後に現在は第一線を退き、タレントとして活動中。
現在はTV、イベント出演などプロデューサーとして多方面で活躍していて、オリジナルメンズブランド「ARISTRIST」も展開しています。
必殺技はケンカキック!
学生時代にしていたサッカーで培った強靭な下半身を利して相手の顔面を蹴り倒す技です。若手時代から必殺技としていて、映画などでヤクザがケンカで使う蹴りに似ていたこと、そして当時の蝶野選手の髪型がパンチパーマだったので、元々は「ヤクザキック」と呼ばれていました。
しかしテレビでは「ヤクザ」が放送コードに引っかかるとの理由により、ヤクザ=ケンカのイメージから、ケンカキックと呼ばれるようになりました。
蝶野正洋のビンタの強さはどれくらい?
そんな蝶野選手、プロレスファンでなくても、見たことがあるのでしょうか?
有名にしたのは大晦日に放送されている 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』
この番組内で月亭方正さんにビンタ!
そう、方正にビンタするあの人!です。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』にゲスト出演した際に、強烈なビンタを見舞うことが「蝶野ビンタ」として有名になりましたが、蝶野選手は実際の試合で張り手をすることは少ないです。
方正さんは「星が散った」と話す程威力があるそうで、それを見ていた松本人志さんは「川で熊が鮭を捕る時のよう」と絶賛していました。
それでは、蝶野選手のビンタの強さはどれくらいなのでしょうか?
プロレスラーなので、もちろん力は強いことは言うまでもありませんが、様々な角度で検証していきます。
①叫んで嫌がる程、絶対にされたくない!
とにかくみんな雄たけびを上げて逃げまどいます。
見てくださいこの表情(笑)
②ビンタの衝撃で顔がゆがんじゃう!
ビンタの瞬間です、頭がふきとぶくらいの衝撃ですね。
③ビンタ後の姿、、
ビンタ後は顔が曲がり、目も真っ赤に充血していますね。
また同じ番組の出演者の遠藤章造さんは、「方正さんは収録の前日にロキソニンと漢方を飲んでいるらしいです。」と、方正さんがこれら叩かれる時に生じる痛みを和らげるために「ロキソニン」を飲んでいることを暴露しました。
そこまでしてでも、なんとかしたい!というほどの破壊力と言うことですね。
因みにロキソニンの市販品の発売元である第一三共ヘルスケアの広報担当者によると、この飲み方は「正しい飲み方ではない」とネットニュースになっていました。
叩かれる痛みに耐える薬じゃないので、「そりゃそうですね!」って言う回答でした。
蝶野正洋がこれまでビンタをした有名人とは?
さて、そんな蝶野選手ですが、これまでにビンタをしてきた有名人はどれくらいいるのでしょうか?調べてみました!
・・・
いませんでした。
蝶野選手は色々とビンタをお願いされることもあるそうなのてすが、実は本人のポリシーとして方正さん以外の一般人には絶対に手を挙げないとのことで、 基本すべて断っているそうです。
言い換えれば、素人にするのは危険という判断なんでしょうね。
方正さんは10年以上ビンタをされ続けているので、ある意味「受けるプロ」と言えるので、実質的には素人にはビンタをしていないと言っていいと思います。方正さんへのビンタは蝶野選手のプロ意識と方正さんへの信頼があるからこそできる、二人だけの芸当なのです。
因みに方正さんとは年に一度だけ、あの舞台でしか会わないそうです。
また、ビンタに対してこのように語っています。
・「プロレス技としてビンタは低レベル。試合でビンタは使わない。方正くんに対するビンタは、本当は嫌いです。暴力反対なので」
・「若い子らの間では、『ビンタの蝶野』のイメージなので、それを売名に使って(防災・救命の)啓発をしていきたい」
・「私の場合は制裁だから。悪いことをしたことに対し、方正くんにしているだけ。方正くんには毎年やっていて、毎年違う。本人もやってほしいと(思っているのでは)。暴力は嫌いだし、卑劣な行為」
引用:https://smart-flash.jp/sports/93397
蝶野正洋が逆ビンタされたってどういうこと?
蝶野選手が逆ビンタされたと話題になりましたがどういうことなのでしょうか?
プロレスリング・ノアは2020年11月22日、横浜武道館でビッグマッチ『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』を開催しました。
その大会のセミファイナルでは、GHCタッグ選手権試合として、チャンピオンとして杉浦軍の杉浦貴選手&桜庭和志選手に、M’sアライアンスの丸藤正道選手&船木誠勝選手が挑戦しました。M’sアライアンスはSKE48の松井珠理奈さんの先導で入場します。武藤敬司選手、宮本裕向選手といった選手も一緒に入場しました。
対する杉浦軍は最高顧問に就任した蝶野選手のテーマ曲に乗り、サングラスを統一させて入場すると、「ガッデム」とマッチョポーズを決めます。
丸藤選手の虎王、真・虎王に苦しめられた杉浦軍でしたが、最後は桜庭選手がデラヒーバフットロックにより丸藤選手はギブアップ。杉浦軍が防衛に成功しました。
試合後、蝶野選手がマイクを持ち「おいっ!放送席!お前ら偏った解説してんじゃねぇよ!珠理奈!リングに上がって来い!」と実況席の珠理奈さんと武藤選手をリングに上げます。蝶野選手は「プロレスを愛するなら今は杉浦軍」と強引に二人を杉浦軍に勧誘しました。珠理奈さんは蝶野選手と握手を交わし、武藤選手と共に3人で手をあげます。
ここで、事件が起きます!
松井珠理奈さんは油断した蝶野選手になんとビンタ!!まさかの逆ビンタに唖然とする蝶野選手。
「今、何したかわかってるのか?」と言いながらも「愛情の証だな。俺はそう受け止めたよ」とポジティブに解釈します。最後は「ウィ・アー・杉浦軍!ガッデム!」といつものマッチョポーズを決めてリングを後にしました。
バックステージで蝶野選手は珠理奈さんについて「もう今杉浦軍に変わりましたよ」と語り、根拠のない自信に杉浦軍のNOSAWA論外選手からは「入ってはないと思いますよ」と笑いながら突っ込まれていました(笑)
蝶野正洋のまとめ!
いかがでしょうか?
最近はプロデューサー業、また防災や救命の啓発など活動にも幅を広げており、2020年1 月にはユーチューバーデビューもし、プロレスラー蝶野としてリングに上がる機会は減っています。
しかし肉体は現役レベルをキープしていて、ビンタの破壊力は相当なものです。
力をセーブしてビンタすることは可能でしょうが、万が一急所にでも入ってしまえば、大ケガになる危険性も当然あります。
お笑い要素が強いという理由で、他人にビンタをするような真似は絶対にしないでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。